KSP 5機目 攻略プレイレポ

Kerbal Space Program
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『一般建造技術』を研究したら、

いよいよ周回軌道を行う。

のだが、少し難しい話をしていくので、MODのMechJeb先生をここで導入することにする。


KSPのMODは以下のサイト等から入手できる。

Just a moment...

ダウンロードしたファイルは圧縮されているので解凍したあと、初期設定のままであれば以下のパスに入れ込めば良い。

C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Kerbal Space Program\GameData

また、ΔV (delta-v)と呼ばれる数値に気を遣う必要がある。

これは、

Cheat sheet/ja - Kerbal Space Program Wiki

を参考にすると良い。

簡単に言えば、Kerbinで周回軌道を実践するためには最低でもΔ3,400m/sのパワーが必要だということだ。

で、MechJeb先生はこのΔVが見られるようになるという有難いMODなのだ(主な使用方法はむしろ別にあるのだが)

というわけでMechJeb先生を導入したら、

『フライトコントロール』の研究も解放しておく。

でないとMechJeb先生使えません。

解放したら試しに前回の機体H-4にMechJebを取り付けてみる。

で、画面右上からDelta-V Statsにレ点を入れてみるとこの機体のΔVが分かる。

Delta-V Statsのうち特に重要なのはTotal ΔVである。

上の画像だと2100, 2488m/sと表示されているが、2100は大気圏内中、2488は真空中という意味だ。

このロケットはKerbin地表から発射するわけだから、2100の方を見ておけば良いということになる。

ということはだ、このH-4ロケットではどんなに努力してもKerbinを周回軌道に乗せることはできない(最低Δ3400必要)、ということが分かる。

プレーヤーが直接操縦するのであれば、最低Δ4000は欲しい。

そしてもう一つ。

TWRは1を超えていなければならない。

特に第一段は。

TWRは推力重力比。
1だと重力と噴射力がちょうど拮抗状態。
1未満だと重力の方が強いので下に落ちる。
1を上回ると噴射力の方が強いので上に行く。

宇宙空間に入ってしまえさえすればTWRはどうでも良くなる(鈍いのが許容できればだが)。


ようやくロケットの組立であるが、要はΔ4000が出せれば良いのだ。

上のスクショだとΔ3699m/sと300ほど足りないが、まあ、そこは頑張ればなんとかなる。
(操縦時に失敗さえしなければ大丈夫といったレベル)

出来るだけ単純にするため、

・第三段:コマンドポッド&パラシュート
・第二段:FL-T200 x4 & LV-T30リライアント液体燃料エンジン
・第一段:同上

という構成にしてある。

前回と異なりクルーキャビンは無いので、金策には使えないが(笑)

打ち上げ時もMechJeb先生がいると画面左上のように詳しいステータスが表示される。
(表示されなければ画面右上のMechJebから表示するように設定しよう)

これで後何秒だけ噴射できるのか、といったことが詳しく知れるわけだ。

ロケット打ち上げ!

今までと違って明らかに加速が遅い(笑)

動きが遅いとついつい4倍速にしたくなるが、コンピュータの処理速度を超えると物凄い物理演算をすることになるのでほどほどにしておいた方が良い()

第一段が燃焼終了する頃には高度20,000m近くまで上がっているはずだ。

即座に第一段の切り離しMキーでオービタルマップに切り替える。
第二段のエンジンを点火したら、遠点がおよそ70,000mに達するまでスロットルを全開にして頑張る。

達したらスロットルを切ってしばらく放置。
で、このようにロケットが遠点手前に来たところで90度の方角に全力噴射するとラクで良い。

もちろん腕があれば上昇と90度への軌道修正を同時に行っても問題ないが、難易度は高い。
せめて強力なRCSでもあれば別なのだが、まだ研究してないし。

最終的に近点と遠点がどちらとも高度70,000m以上であれば軌道周回に入ったことを意味する。

軌道周回に入ったら即座にエンジンを切ること!

上の画面でもわかるが、残燃料があとΔ275m/s(全力噴射で3.3秒)分しか無いのである。

この残燃料を使って今度は母星に戻らなければならないのだから、燃料は無駄に出来ないのだ。


さて、軌道周回に入った以上、何もしなければ永遠にKerbinを周り続けることになる。

まさに人工衛星だ。

施設をアップグレードすれば、EVA(船外活動)ができるようになるのだが、それはまた後のお楽しみ。

とりあえずはKerbinに帰還するため、進行方向とは逆を向いてスロットルを開ける。

燃料を使い切ったらエンジンを切り離して、あとはいつもと同じように再突入すれば良い。