幼女戦記 小説1巻 漫画1~4巻 【 感想 | 書評 】




感想(書評)

幼女戦記の何が素晴らしいか。

それは、幼女の成分なぞ、微塵も混入していないことに尽きる(断言)

読者が、主人公が幼女であることを思い出すのは、せいぜいダキアでの『せんせんふこく』ぐらいなものなんじゃないかなーと(しかも2巻)。

だからこそ、だからこそ、万人にお勧めできる至高のラノベが、この幼女戦記なんです!()

なお、このサイトでいう小説とは書籍版です。

実はArcadia版もあって、そちらは完結しています。

あらすじ

1巻は一言でいうと、
可愛い可愛いターニャちゃんの出世物語

前世の記憶を持つターニャちゃんが、前世の記憶をフル活用して、将校としての出世を目指す物語。

ただ問題なのは。

ターニャちゃんとしては後方勤務志望なのに、前線にしか配属されないという問題点。

そしてその原因が本人にあるにもかかわらず、当の本人ただ一人それを理解していないという事実。

そのターニャちゃんと周りの大人たちとの考えの違いを面白可笑く楽しむラノベです。

笑いの基本はギャップですからね!基本に忠実です!

小説1巻(漫画1巻~4巻)では、ターニャちゃんの華麗なるデビュー戦から、魔導増強大隊を新編し、その大隊長となるところまでが余すことなく網羅されています(喜)

予備知識1(地理)

第一次、第二次世界大戦をごちゃまぜにした世界観で、ドイツ帝国が舞台ですが、作品中に国名は出てきません。

あくまで異世界モノです。

現実世界と対比的に考えると、

現実世界 作品世界 敵?
ドイツ帝国 帝国
(北)ノルウェー・スウェーデン レガドニア協商連合
(東)ソビエト ルーシー連邦 仮想敵
(西)フランス フランソワ共和国
(南)イタリア イルドア王国 友人
(南東)ルーマニア ダキア大公国
(南西)スイス 森林三州誓約同盟 中立

※ 現実世界と作品世界における対応関係は、第1巻表紙裏を参考に作成。小説版では国名までは出てこないが、漫画版では出てくるので、そこから得た。

舞台となる帝国と国境を接続しているのが、上の6か国。

協商連合とは『帝国領ノルデン』という係争地を抱え、連邦とは『帝国領オストランド』という潜在的係争地を、ダキア大公国とは『帝国領ダキア』を、イルドア王国とさえ『未回収のイルドア』問題を抱えている有様。

要するに、帝国の周りはほぼ敵国だらけという状態なんですね。

さらに、

(島国)イギリス アルビオン連合王国
(新大陸)アメリカ合衆国 合州国

2大国までもが敵対していくという、末期戦モノです。

予備知識2(魔導部隊の編制)

編成単位 定員 長たる者の最低階級
小隊 4名 少尉
中隊 12名(3個小隊) 中尉
大隊 36名(3個中隊) 少佐

※ 定員は1巻p235などから、隊長たる最低の階級は推察。1巻p180より、デグレチャフ魔道少尉は少尉で小隊長に任じられている。なお、その時の上司である第205強襲魔導中隊長たるイーレン・シュワルコフは魔道中尉である。大尉では大隊長は難しい(1巻p371)とゼートゥーア閣下の発言があるので、大隊長の最低階級が少佐であることはほぼ間違いないと思われる。

なお、ターニャちゃんが大隊長となる第203魔導大隊は増強大隊のため4個中隊48名(1巻p372)

その他の兵科(歩兵、砲兵等)とは異なり、かなりの少数精鋭主義(魔力を有する適性者が少ない、宝珠がバカ高い)であることが分かります。

1巻で特徴的なのは、大隊を指揮する協商連合軍アンソン・スー魔導中佐でしょうか(1巻p47から推察)

協商連合軍の他の大隊ではラカンプ少佐が出てきますが、こちらは少佐格ですから、このアンソン中佐率いる大隊は、精鋭部隊と勝手に脳内補完ができそうです(笑)

ただ残念なことに、この時アンソン中佐が直接率いていたのは中隊規模(1巻p59)に過ぎなかったため、そんな精鋭部隊であっても、ターニャちゃん決死の『なんちゃって自爆からの偽装墜落作戦』の巻き添えを食らってしまうわけです…。

しかしながら、そのお陰で、ターニャちゃんは初陣(士官候補生時代を除く)にして赫々たる戦果を挙げ、『銀翼突撃章』という栄誉と、『白銀』の二つ名を手に入れることができたのです(ただし重傷)。

というのが小説にある内容ですが、恐らくこの時点で、周りからの評価『熱烈的愛国精神を有する戦争狂』(笑)

胃痛で悩む人事課長のレルゲン少佐は、特にそう感じたことでしょう。

彼はターニャちゃんが士官学校の頃から知っているのですから!

その意味ではレルゲン少佐の心境の変化も見逃せません。

1巻ではひたすらに異物、怪物としての評価ですが、巻を経るごとに戦争の過酷さが表立ってくるにつれ、ターニャちゃんの情を理解できてしまうレルゲン少佐(能力の評価だけなら1巻当初から『軍人として完成されている』と手放しで絶賛しているほど)。

これはこれで読んでいて面白かったです(鬼)

予備知識3(ターニャちゃんの出世)

ターニャちゃんは、士官学校を卒業、魔導少尉として任官します。

そしてライン戦線で活躍した後、軍大学に入る前には魔導中尉に昇進しています。

軍大学を卒業し、大隊の新編を任(編成官)を受け、魔導大尉に昇進。

無事編成を終えると、その大隊の大隊長を拝命し、魔導少佐に昇進。

1巻ではざっとここまで出世しているわけですね。

この分だと、2巻では准将ぐらいに昇進しているのではないかと予感させる異例の出世ですが、残念ながら彼女は11巻現在においても中佐までしか出世できていません(出世したい?と聞かれたことはあるが、状況が状況だけに断っている)。

まあ、幼女で中佐という時点で、やっぱり異例ですが。

ちなみに。

出生という視点では、ちゃっかりレルゲン少佐も中佐に出世しています(1巻p313)

出世できた遠因にデグレチャフ魔道少尉の存在があるというのも、なかなかにシュールなポイントです(笑)

更に人事局から作戦局への異動なので、栄転であることは疑いようがないのですが、ルーデルドルフ准将の下というのが何とも…。

使い潰されること確定です。

実際、着任と同時に北方戦線(対レガドニア協商連合)と西方戦線(対フランソワ共和国)の視察を命じられていますからね。

あ、それをいうなら使い潰されることの確定した士官がもう一人。

そう、我らがヒロイン、セレブチャコーフ少尉殿!(笑)

初出時は伍長(1巻p200)でしたが、その後促成将校課程を修了して少尉に昇進しています(1巻p388)

デグレチャフ魔道大尉の副官になるために少尉になったわけではないだろうに…(心からの同情とお悔やみ)

予備知識4(勲章)

ターニャちゃん最初の勲章になるはずだったのは、二級鉄十字章と呼ばれるものです。

はず、と記したのはそれが『士官学校時代の現地研修中の任務に対して』だったから申請が却下されたわけで(汗)

ええ、つまりまだ候補生(生徒のようなものか。少なくとも学生ではない)の身分でありながら、受勲されるような任務に従事させられた経験を持つわけです(笑)

なんとも凄い話ですよね。

当時、ベテランの下士官(作品世界の帝国においては、候補生は准尉扱いで、下士官の最上位階級と同じ)だと思ったであろう推薦者たるヴァルコフ准将(と情報部)には、心よりご同情申し上げなきゃいけないわけですね(笑)

ちなみに現実世界における二級鉄十字章は、勲章としては最下級の軍事功労章だそうです。

この上に一級、大鉄十字章があるわけですが、ターニャちゃんが最初に貰った『銀翼突撃章』は、最高位勲章に数えられる軍事功労章です。

銀翼突撃章と同名の勲章は現実世界にはないので、作品のオリジナル要素なんですが、その受勲条件(ライフルとヘルメットが代理で受勲できる。つまり、まず生きては受勲されないレベルで、かつ少尉程度の下級士官にも受勲される)を考えるに、アメリカの名誉勲章や、ドイツの騎士鉄十字章に相当するのかなぁと。

予備知識5(参謀本部)

参謀本部というと軍のトップのような感じがしますが、これは正しいともいえるし、間違いともいえます。

例えば現実世界の日本軍においては、統帥権は天皇陛下が有するものであり、最高統帥機関は大本営であって参謀本部ではありません。

もっとも大本営は参謀本部(と海軍軍令部)によって組織されるので、まあ、イコールととらえても実際は良いのだが(大本営に文民は参加できない。なぜなら、統帥権は天皇のみが有するのだから、文民の指示で軍人が動く訳にはいかない)…。

一方、作品世界における帝国軍の統帥権は皇帝、そして最高統帥府が有しています。

ただ、史実の大本営とは異なり、最高統帥府における軍部の発言権はほぼ無いという設定(文民によって占められているのだ!)。

まあ、これが後々になって、大きな災いの種になるのですが、まあ、それは後のお楽しみということにして、ここで触れるのは参謀本部の組織についてですね。

帝国軍参謀本部の内部部局のうち、小説等で明らかになっているものは以下のとおり。

人事局功績調査部 レルゲン少佐 1巻p71
第一部(戦略)会議室 1巻p82
参謀長 ルートヴィヒ中将 1巻p83
軍大学人事考査局人事課長 レルゲン少佐 1巻p263
戦務参謀次長 ゼートゥーア准将 1巻p291
作戦参謀次長 ルーデルドルフ准将 漫画2巻
作戦局付 レルゲン中佐 1巻p313

ルートヴィヒ中将は一参謀長であって参謀長ではないので、参謀本部で一番エライ奴は他にいるものと思われます。

だいたい中将ごときで参謀本部のトップとか考えられないから、おそらくは第一部長ではないかと思う。

以下、勝手な想像ですが、

  • 参謀本部 … 総長:大将?
    • 第一部 … 部長(参謀長):ルートヴィヒ中将?
      • 作戦局 … 局長:少将? 次長:ルーデルドルフ准将
      • 戦務局 … 局長:少将? 次長:ゼートゥーア准将

という組織なのかなぁと。

史実のルートヴィヒは、ドイツ陸軍参謀本部総長(上級大将)まで上り詰め、その後自殺してしまいます。

何と、レルゲン中佐は1巻だけでも2回も肩書が変わっています。

優秀な人材は、こうやって酷使されるわけですね…。

参謀本部

軍のトップ。

参謀本部にどの程度の権限があるかは国によって違うので一概には言えないのですが、幼女戦記における帝国においては、最高統帥府が国家としての方針を定め、その方針を叶えるための軍事的方策を参謀本部が計画し、実戦部隊が実践するという役割分担がされているよう。

作戦局

戦闘行動の立案部署。

軍の花形的部署。

戦務局

後方勤務部署。

兵站(補給やら輸送やら)を考える部署。

戦務参謀次長たるゼートゥーア准将がなかなか強キャラなので、この帝国はどこぞの皇国とは違って、兵站もギリギリまで考えてくれそう()

予備知識5-2(現実世界の参謀本部)

現実世界の参謀本部はどうなっているのか。

陸軍に限定して話をすると、例えば陸自は以下のとおり。

  • 陸上幕僚監部(陸軍参謀本部に相当)
    • 監理部(総務、会計担当)
    • 人事教育部(人事、募集、厚生担当)
    • 運用支援・訓練部(運用支援、訓練担当)
    • 防衛部(防衛、防衛協力、施設担当)
    • 装備計画部(装備計画担当)
    • 指揮通信システム・情報部(指揮通信、情報担当)
    • 衛生部(衛生担当)

防衛部というのが今いち分かり辛いのですが、要するに作戦部です。

というか、自衛隊用語ばっかりなので、何が何だかよく分かりませんよね!(苦笑)

幼女戦記の中では後方部門は『戦務』で一括りにされているわけですが、現実の参謀本部は上のように細分化されているわけです(防衛部以外は全て後方部門)。

  • 陸上幕僚長は幕僚長たる陸将(大将相当)
  • 陸上幕僚副長は陸将(中将相当)
  • 各部長は将補(少将相当)

そう考えると、ルーデルドルフ准将やゼートゥーア准将が次長職に落ち着いているのは妥当といえるでしょう。

なお、旧日本陸軍で考えると以下のとおり。

  • 陸軍参謀本部
    • 総務部
    • 第1部(作戦、編制、動員担当)
    • 第2部(ロシア、欧米、中国、情報担当)
    • 第3部(運輸、通信担当)
    • 第4部(戦史担当)

こうしてみると、旧日本陸軍の方がすっきりしていますよね。

とりあえず作戦と部隊の編制は第1部で!

諜報活動は第2部で!

兵站は第3部で!

みたいな。

  • 参謀総長は大将又は中将
  • 参謀次長は中将
  • 各部長は中将又は少将

陸軍中将で参謀総長になったのは川上操六氏ただ一人しかいませんので、事実上は大将に限られるでしょう。

予備知識6(軍大学)

軍大学というと、現実の防衛大学校とリンクして考えがちだが、ぶっちゃけ違うことに留意。

作品世界における士官学校とリンクするのが、現実世界の防衛大学校です。

作品世界における軍大学は、現実世界においては陸上自衛隊教育訓練研究本部指揮幕僚課程に相当します。

帝国軍(幼女戦記)

軍大学の入学条件は最低でも中尉相当官以上(1巻p279)で、教育期間は一年弱(通常は二年だが戦時につき短縮)。軍大学は定員100名で、上位12名に入れば軍大学十二騎士となり、一代貴族になれる特典を有する(漫画3巻)

陸上自衛隊

指揮幕僚課程(陸自)は40歳未満の3佐(少佐相当)~2尉(中尉相当)から選抜され、教育期間は90週(約2年)

ちなみに旧日本軍(陸軍大学校)では3年の修学期間があったみたいですね。ただ、戦時末期は1年にまで短縮され、最後の陸大60期生は1945年2月11日入校、8月6日に卒業と僅か6ヵ月にまで短縮されたそうです。

陸大にも成績上位者を表彰する制度があったようで、成績上位者(不定だが、だいたいは上位6人)には恩賜の軍刀を賜ったそうです。

なお、セレブチャコーフが伍長から少尉に昇進するために履修した促成将校課程は、陸自でいうところの『3尉候補者課程』(教育期間は12週で、教育修了と同時に3尉(少尉相当)に任官する)に相当するでしょう。

予備知識7(用語)

戦線

敵と味方との境界線のことを『前線』、ないし『戦線』といいます。

対義語としては『銃後』であり、銃後は後方のことをいいます。

遅滞戦闘(遅滞防御)

『遅滞』という名前の通り「時間稼ぎ」を意味します。

普通に戦えば負けてしまう。

けれども『離脱』することは許されない、そんな苦しい状況を想起させる嫌な言葉ですね。

一秒でも早い援軍の到着を待つことが、基本方針となります。

機動防御

普通、防御といえば『陣地防御』 をイメージしますよね。

つまり、お城を守る。

だけど、そもそも襲ってくる一部敵兵を先に撃滅してしまえば良いじゃない。

それが『機動防御』です。

前線に攻めやすい穴をわざと作って一部の敵を誘引して半包囲し、タコ殴りにしたり、ね。

攻撃こそ最大の防御というやつですが、味方同士の密接な連携が無くては難しい芸当です。

なぜ一部のを太字にしたかというと、機動防御は防御戦術だから。

攻撃側が攻撃するぞーというやる気を無くす程度に敵戦力を損耗させれば防御側の勝ちなのです。

大まかな話の流れ(以下、ネタバレ)

事の発端は、(北部)協商連合にある

主人公たるデグレチャフ魔道少尉の初陣の舞台は、北方前線(北方軍管区ノルデン戦区第三哨戒線)であり、敵は協商連合軍(ターニャ個人にとっては、アンソン・スー中佐率いる魔導中隊)でした。

これは協商連合が帝国領ノルデン(係争地)に進出(侵攻)したからです。

この協商連合の進出に対し、当然のごとく帝国の北方方面軍は迎撃行動に出ます。

その中でデグレチャフ魔道少尉は重傷を負いながらも銀翼突撃章という栄誉を手に入れることになるわけですが、問題はこの後です。

そもそも北方方面軍は、東部方面軍の支援が主任務。

というのも、帝国にとっての仮想敵国は連邦です。

連邦軍と直接対する東部方面軍をバックアップするための存在が北方方面軍であり、北方方面軍だけで協商連合を占領してしまえるほどの戦力はもとより無いのです。

それにも関わらず帝国は欲をかき、協商連合を叩き潰すため、総動員をかけ軍を増備し、増備した中央軍(帝国軍の主力)を北方に持っていって協商連合を占領することを夢想します。

総動員を仕掛けた帝国に恐怖した(西部)共和国が参戦する

デグレチャフ魔道少尉はこの頃はMADに良いように振り回されているわけですが、この間にとうとう共和国が痺れを切らして帝国に宣戦してしまいます。

何しろ帝国的には協商連合を叩き潰すための軍備増強ですが、他国にとっては恐怖そのものでしょうし、何より軍の主力が北方に向かったことで戦力の空白地帯ができたわけです。

これを好機ととらえて共和国が殴りかかってくるのは必然。

エレニウム九五式(演算宝珠)の恩寵を手に入れたデグレチャフ魔道少尉は、あわてふためく帝国軍によってライン戦線(対共和国戦、西方)に飛ばれる、という成り行きです。

『世界大戦&総力戦』の可能性に危機感を覚える帝国軍

協商連合を叩き潰せば全てが解決すると思っていた参謀本部は、まさかの共和国参戦に驚きます。

もしかして、総力戦の時代がやって来るのか…?と、言葉にはできないまでも、その予感を感じていたゼートゥーア、ルーデルドルフ両准将は、危機感を覚えます。

そんな最中、魔道中尉に昇進し、軍大学に入学したデグレチャフ魔道中尉は、偶然にもゼートゥーア准将と知り合います。

物は試しと、ゼートゥーア准将はデグレチャフ魔道中尉に今後の戦況について尋ねてみますが、まさかの『世界大戦』『総力戦』に至ると明言されてしまいます。

なんてことだと驚愕するゼートゥーア!!!

というわけで、ゼートゥーアまさかの保険掛け。

発案者たるターニャちゃんに全てを任せるという暴挙に出ます(笑)

そのシナリオ(消耗抑制ドクトリンの採用により、負けない戦いをすることが帝国にとっての勝利だと定義するプラン)が現実になる可能性を考慮して、モデルケースとしての即応魔導大隊の新編を決意。

その編成担当にデグレチャフ魔道大尉を充て、かつ、無事編成の完了と同時にレルゲンという小間使いを使って(笑)、同大隊の大隊長に任じ、デグレチャフを魔道少佐に昇進する辞令を発表します。

第203航空魔導大隊の弱点

大隊を新編したターニャちゃんにとっての一番の心配事。

それは、部隊の訓練不足(あくまで主観)にあります。

なにしろ新編期間はたったの1か月。

訓練はそこそこしたつもりですが、何しろ実弾演習がまだでした(あくまで主観)。

何か手ごろな演習場が無いものかと考えていた矢先…。

何と、ダキア大公国軍が、帝国に宣戦してきたというものでした。

『ありがとう、ダキア!』

ターニャちゃんは満面の笑みでそう叫びます(笑)

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