前提
- 納車日: 2022/10/21
- この記事を作成した日: 2023/03/24
- バイク: Rebel 1100 (MT) 2022年モデル (定価が110万円だった頃のモデル)
レブル1000(MT)に乗り始めて5ヶ月、約3,000kmが経過したので、レビューの一つでも記事にしておこうかと思います
本体のことのみレビューしています
(カスタムパーツのレビューはまた後日別記事にて…)
- 2023/5月にかけて追記してますので、一部レビューは4~5,000kmで気づいたことも載せています
総論
- クルーザーに乗ったことがないのですが『まあ、こんなものか』と特に何も考えることなく乗れるバイクです
- 普通。至って普通。
乗車姿勢の固定は危険
- 連続2時間以上乗っていて、かつ乗車姿勢を変えずにいると、私は腰を痛めました
- 逆に言えば、対策のしようはいくらでもあるということ
- 定期的にお尻の位置を変える
(時々タンクに陰部が当たるぐらい前方に乗るだけで、脚の血行促進になる) - コルセットを巻いて腰を固定する
- ライディングウェアという強化外骨格を装備することで、猫背を抑止する
(胸部プロテクターが入っていると猫背防止になる) - 定期的にニーグリップをしない時間を決めておく
(時々ガニ股になるのも脚の血行促進になる。逆に常にガニ股な方は時々ニーグリップをする) - クルージング機能を有効に使うことで、肩や肘の緊張を解す時間を確保する
(本当は適宜休憩して、上半身の運動をした方が絶対に効く)
- ゲルザブの類は試したことがないので、分かりません
- 立ち乗り療法はお勧めしない
(ネイキッドのように立ち乗りし易い車種だと、立つだけで腰回りに空気を入れるという気分転換ができるのです)
通勤用として乗れる
- チョイノリもオーケー
- ラク
- ただし、あくまで大型二輪の中では、という意味なので、さすがに原付と比較すればかなり取り回しなど面倒
- 個人的には、家から数百メートル先のスーパーに、買い物のためレブルを動かすぐらいの、気軽さはある
各論
クラッチに関すること
オーナーズマニュアル p100
『クラッチレバーの遊び: 10 – 20mm』
- 何が言いたいのかというと、クラッチレバーはあまり引かなくてもクラッチがきれる
- 半クラ状態はミリ単位しか無いので、更に少しだけ握るとクラッチが完全に切れる (感じ方は個人差があるので、自分でやってみてください)
- ただ、クラッチレバーを完全に『握り切る』となれば、大型バイクと感じるぐらいに重い
言い換えると、
- クラッチが完全に切れる程度で良ければ、クラッチレバーを握るのにそこまで力は要らない
- クラッチレバーを完全に握ろうと思えば、普通に重い
錆びに関すること
できるだけ錆びさせたくなくて、フロントフォークにシリコンスプレー吹きかけたり、錆びそうなところにはグリス塗ったりとかしていたのですが、

- エキパイの前面部に点錆が発生していることに気付きませんでした…
多分、小石とかが当たって、そこから傷ができて錆が発生したのではないか、と推測しています
とりあえず、5-56で軽く錆を落として上から耐熱ペイントスプレーで隠蔽…
バイク本体に関してはここだけ「しまった!」と思えるぐらいで、他に劣化したような場所は見受けれられませんでした
…水垢とか線傷とかはもう無数に入ってるよ?
でもそういうのは気にしない人間なので…
(参考) 最終的にどうなったかは別記事で
燃費に関すること
計算間違ってた!(2023/05/27修正)
- 3,409km走行時点で支出したガソリン代は30,970円 (182.49L)
- 満タン給油直後の計測値なので、上からタンク容量である 13L を差し引く
- 3,409km走行するために消費したガソリン量は 169.49L と推定する
- (参考) ガソリン平均価格 169.70円/L (=30,970円/182.49L)
- (条件) ほぼ NORMAL モードでの走行
燃費は
20.11km/L (8.44円/km)
- (参考) WMTCモード値: 19.4km/L
- より具体的には、走る場所によってかなり燃費が変わりました
- 高速走行だと、およそ 24km/L ぐらい
- 市街地走行だと、およそ 16km/L ぐらい
- 1回給油での最高燃費は 27km/L で、最低燃費は 14km/L でした
燃費悪化要因
1.オイル粘度が指定より高い
2.カスタムパーツの重量
3.運転技量(燃費をあまり気にした走行をしていない)
4.市街地走行多め
- G1ウルトラは5w-30で、私が入れているオイルは10w-40
- 粘度が指定より高いということは、その分ピストンを回す力も余計にかかるのでしょうから、そりゃあ燃費は悪くなるわなと
- 左右にサイドバッグ、トップケースも常時付けているため、普通に重たい
- あとは単純に、チョイノリでも使うし、通勤時間帯における渋滞地獄にハマるときもある
(毎日の通勤にも使うし、買い物にも使うし、まるで原付かのような感覚で乗っているから燃費が稼げない)
って、これらの要因が無ければ、もっと燃費が良くなるってことだよね?!
(ミンカラの燃費記録を見る限りは 22.49km/L (2023/5/27確認) だった…)
走行モードに関すること
MT車だから、DCT車とは全く違う感想になると思う
特に、スポーツモード
RAIN (レイン) モード
- 明らかに燃費が悪くなる
- 雨のときはレインモードを想定しているのかもしれませんが、雨の日は雨の日にすべき運転を心がけるのであって、システムに頼るような問題なのか、という疑念が…
- そうなると、燃費悪化という大問題を打ち消すようなメリットを感じること能わず…
- 納車1か月目を除き、全く使っていません
NORMAL (ノーマル) モード
- 普通。
- これを基準にレインモードとスポーツモードを語っています
SPORT (スポーツ) モード
- 普通。
- せいぜいスロットルの回し方に多少影響する程度
- だからクルージング機能を使わないで長距離走るようなとき、スポーツモードのほうがノーマルモードよりスロットルを回さずに済むので、手に疲れを感じる時間がその分遅れることになる
- 具体的にいうと、信号の無い片側一車線の一般道で前にクソ遅い車が先導しているようなときは、このモードで走行すると、あまり回さなくて済むのでとてもラク
- 燃費に関しては現在データ取り中のためノーコメント
(感覚としては明らかな燃費悪化はない)
燃料計に関すること
- 燃料計は最悪!
- すぐに給油マーク(点滅状態)が入る!
(マーク1つだけ点滅したときで、燃料残量は約4.0L) - 一応、個人的解決策としては、走行可能距離[RANGE]モードにして、給油のタイミングを調整しています
- 注意点としては、長距離ツーリング後に市街地走行すると、みるみる航続距離が減少していくので、それを頭に入れておくこと
- 逆に、市街地走行後に高速走行すると、航続距離が増えていくので、そもそも走行可能距離[RANGE]を過信するのは危険ですし、目安にしかなりません
- 私はチキンなので、タンク容量 13.6L に対し、だいたい 10.0L 前後給油すれば満タン!になるような感じでの給油タイミングになっちゃっています