【KSP 1.9 RSS】太陽系探査プロジェクト (地球 周回軌道編)

Kerbal Space Program
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地球の周りを飛びたい!

という目標。

アスパラガス接続

アスパラガス接続とは、要するに燃費を上げる工夫のことです()

ちなみに、現実世界においては無理なようです(ksp wikiより)ので、あくまでもゲーム世界でだけ有効な技術。

 

で、具体例。

BEFORE

何も考えない場合、この例だとΔVは 2957m/s

AFTER

外部燃料ダクトを用いて、外周部から燃料タンクを消費させるようにし、空になった燃料タンクを随時切り離せるようにした場合。

この例だとΔVは 4025m/s

 

かなり変わることが分かるかと思います。

 

リアリティを追求するならアスパラガス接続はダメなんでしょうけど、私、技術が無いので正攻法で周回軌道するとか無理です(汗)

 

ま、とはいえ上の図でさえ、たった4025m/sです。

つまり、せいぜい弾道軌道に乗せるのがやっとなので、実際に周回軌道させることができるようになるのは、まだまだ先の話です。

 

B-1 4名旅客ロケット(地球 弾道軌道モデル)

周回軌道するためのロケットを作るには、

  • サイエンスポイント(研究)
  • 資金

の2つが必須です。

というわけで、地道に旅客ロケットで資金を稼ぐことにしました。

機体名 A-5 B-1
総工費 21,185 28,860
パーツ数 33 46
重量(t) 50.033 56.897
高さx幅x全長(m) 19.3/3.8/4.4 16.9/4.1/4.1
Earth Atmo/Vac Δv (m/s) 3708/4226 4183/4708

固体燃料だけでは限界が見えてきたので(アスパラガス接続は液体燃料でしかできないので)、いよいよ液体燃料を用いることにします。

アスパラガス接続を利かせているだけあって、なんと4700m/s overものΔVを獲得しています。

コストが28,860ですが、

4名分の旅客運賃で(名声:重要のとき)65,000になりますので、36,140の収益、原価率44.4%、利益率は55.6%と計算できます。

 

周回軌道に向けて

さて、上図はロケットを垂直に打ち上げてしばらく経った後のものです。

上図を見れば明らかですが、垂直に打ち上げているにも関わらず、予測軌道はを向いているのが分かるでしょうか。

これは、地球が左から右(西から東)に自転しているために、右方向の運動エネルギーが加算されている結果になります。

角度でいうと90度方向というわけです。

だから、周回軌道を目指すのであれば、90度方向へロケットを傾けなければなりません。

 

そして問題なのは、

4708m/sものΔVがありながら、上図のとおり、周回軌道させるためには、まだまだまだまだエネルギーが足りないということ。

 

B-2 8名旅客ロケット(地球 弾道軌道モデル)

機体名 B-2 B-1
総工費 39,202 28,860
パーツ数 58 46
重量(t) 85.676 56.897
高さx幅x全長(m) 19.4/4.3/4.3 16.9/4.1/4.1
Earth Atmo/Vac Δv (m/s) 4261/4988 4183/4708

8名の旅客運賃で(名声:重要のとき)130,000の収入になるので、90,798の利益、原価率30.15%、利益率69.84%とかなり利益率が改善されました。

資金集めだけではなく、様々な発射場で打ち上げて、ちまちまとサイエンスポイントを稼ぐことを忘れてはなりません。

 

B-2B 8名旅客ロケット(地球 弾道軌道 安定化モデル)

機体名 B-2 B-2B
総工費 39,202 45,360
パーツ数 58 54
重量(t) 85.676 99.900
高さx幅x全長(m) 19.4/4.3/4.3 21.2/5.5/5.3
Earth Atmo/Vac Δv (m/s) 4261/4988 4898/5656

資金&サイエンスポイント稼ぎのため、何度もロケットを打ち上げることから、2倍速で加速しても姿勢制御を失わない安定さを持ったロケットを設計することに。

ちょっと利益率は悪くなりますが、数をこなすなら、安定性は大事です。

 

B-2C 16名旅客ロケット(地球 弾道軌道 大量輸送モデル)

クルーキャビンを側面にも取り付けることで大量輸送を可能にしたモデルです。

クルーキャビンは単純には側面には取り付けられませんので、空の燃料タンクを土台にすることで取り付けます。

機体名 B-2C B-2B
総工費 47,595 45,360
パーツ数 62 54
重量(t) 106.905 99.900
高さx幅x全長(m) 16.4/5.5/5.3 21.2/5.5/5.3
Earth Atmo/Vac Δv (m/s) 3946/4562 4898/5656

このロケットはB-2B型機と違って、細かい姿勢制御とスロットル操作を必要とします(つまり、上昇時は等倍。気が抜けない。大気の濃いうちは200m/s程度以下に速度を抑える必要がある)が、一度に16名もの大量輸送を可能にします。

また、純粋に旅客ミッションだけを引き受ける用に設計したので、科学機器の類は一切省きましたし、燃料も弾道軌道に入れればOKという程度しか積載していませんので、コストは前型機と同等程度に抑えています。

 

帰還時が重たいのでドラッグパラシュートを大量に取り付けたのですが、意外や意外、大気圏再突入時における最高速度は1400m/sちょいでしたので、真っ赤になることもなく、普通に帰還することができました。

これなら耐熱シールドの断熱材をゼロにして、更にコストをケチっても問題なさそうです。

 

運営本部の活用(サイエンスポイントGET!)

少しでもサイエンスポイントを確保するため、

  • 研究開発外部委託 獲得資金の30%をサイエンスポイントに
  • 無償研究計画 獲得名声の30%をサイエンスポイントに

することを決定。

B-2C型機であれば、

  • 旅客運賃収入 260,000
  • 研究開発外部委託 -78,000
  • 製造コスト -47,595
  • 差し引き利益 134,405 (利益率51.69%)

を叩き出してくれるので、全く苦になりません。

残った利益で、ちまちまと施設のアップグレードを行うことも忘れません。

 

名声について

名声は上限が決まっているので、あり過ぎても無駄になります。

が、高ければ高いほど、高報酬のミッション(難易度特別)が多く出現し、かつ依頼に出されるミッションの数も増えていきますので、できるだけ上限ギリギリを維持する程度にはあった方が良いものです。

例として、準軌道飛行(弾道軌道)の旅客だと同じミッションであっても、

  • ★1つ(難易度一般)で、一人あたり13,000の報酬
  • ★2つ(難易度重要)で、一人あたり16,250の報酬
  • ★3つ(難易度特別)で、一人あたり19,502の報酬

(環境によって違いますので、あくまで比率で比較してください)

と、かなりの違いが出てきます。

 

B-2D/E 40名旅客ロケット(地球 弾道軌道 超大量輸送モデル)

なんだかもはや、というような化け物旅客ロケット。

構成は、クルーキャビンx2x8x2名+乗員収容コンテナx2x4名で40名。

低高度のうちに200m/sを超えるようなことさえなければ、加速を2倍速にしようが3倍速にしようがコントロールを失うことのない安定ロケット。

機体名 B-2C B-2E
総工費 47,595 99,518
パーツ数 62 89
重量(t) 106.905 249.988
高さx幅x全長(m) 16.4/5.5/5.3 22.6/7.1/7.1
Earth Atmo/Vac Δv (m/s) 3946/4562 3799/4163

さすがにこれ以上の旅客輸送は無意味なのでここで打ち止めです。

というのも、依頼されるミッションの数が14前後なので、全部旅客ミッションにして引き受けたときの旅客数が40名ぐらいなのです。

研究開発外部委託を獲得資金の60%をサイエンスポイントに変換するように変更し、何度か打ち上げれば、そこそこのサイエンスポイントがたまります。

 

B-3 いざ、周回軌道へ!

機体名 B-3 B-2E
総工費 96,588 99,518
パーツ数 77 89
重量(t) 494.332 249.988
高さx幅x全長(m) 25.4/8.3/8.4 22.6/7.1/7.1
Earth Atmo/Vac Δv (m/s) 9066/11084 3799/4163

いよいよ地球周回軌道にチャレンジします!

地球周回軌道は本当に難しいので、残念なことにコマンドポッドとパラシュート、ヒートシールド以外に帰還させるパーツはありません。

科学機器も、お客さんをのせるクールポッドも!何もかもナッシングです!

 

種子島宇宙センターから打ち上げました。

ここで一応のキーポイントですが、

種子島宇宙センターは北緯30度に位置しています。

実はこの発射場の北緯がそのままロケットの軌道傾斜角に直結します(地球の自転方向である90度方向にロケットの進路を向けた場合)。

ですので、今回のロケットも周回軌道に入ったものの、その軌道傾斜角(Inclination)は30度になるわけです。

つまり、30度分、地球の自転速度をロケットの速度に乗せることができなかったということを意味します。

言い換えると赤道上の発射場から打ち上げれば、もう少しだけ、少ないΔVで打ち上げることができるということです。

反対に、更に北( or 南緯30度以上)になると、更に多いΔVで打ち上げなければ、周回軌道させることができないということです。

ですので、最小ΔVで周回軌道に乗せたい場合は、ロケットの打ち上げは赤道近くから打ち上げるべきといえます。

もちろんロケットの打ち上げには様々な思惑が絡みますので、上の最小ΔVで周回軌道に乗せたい場合より優先するべき思惑があれば、この限りではありません。

 

 

残存Δvが1067m/sとなっていますので、打ち上げ時11084m/sから差し引き、10017m/s(vac)のΔvが必要だということが判明。

1万…。

1万…。

 

これは、…次からはチート使おう(脂汗)

 

なお、大気圏再突入時は軽く6000m/sを超えますので、必ず進路を進路方向とは逆に向けて減速に命を賭けましょう♪

 

無事、着水!

 

 

追記 2020/07/04

本当は月軌道とかいろいろと記事を追加する予定だったのですが、1.10にアップデートしてしまい…。

まあ、その、いろいろありまして、セーブデータを失いました(呆然)

ははは。