はじめに
Factorioが正式リリースしましたので、Angel’s MODの攻略メモを作ることにしました。
- 本体ver 1.0.0
- bobとangelsは、2020/09/10現在最新のバージョン
- MOD設定はほとんどONにしていますが、敵バイターの有効化など一部はOFF
具体的に導入したMODは以下のとおりです。
Bob’s MODは、Factorioを(製造工程を)難しくしたMODです。
Angel’s MODは、Bob’s MODを更に複雑化したMODです。
とりあえずバニラのFactorioをクリアできた方なら、入れておいて損はしません(断言)
ただ。
今回はプレイ時間の短縮のため、Bob’s、Angel’s系統以外のMODとして
- FastRunningSpeed(歩行速度を増加させる)
- Tag To Teleport(テレポートできるようにする)
の2つのMODを別に導入しています。
…プレイ時間短縮って言ってもBob’sならワンプレイで100時間は軽く必要(私はじっくり派なので200時間を超える)なので、時間短縮というよりストレス軽減のための導入です。
あと。
今回は敵の出現もカットしてプレイしています。
デフォはOFF(MOD設定から変更可)なので、時間の確保が難しい方は、そのままプレイすることを強くお勧めします。
このFactorioというゲームは敵の侵攻を受け止めることに集中するゲームではなくって、製造工程をいかに効率化最適化するかに集中するゲームだと思っているので。
敵の侵攻も楽しみたい!最適化も楽しみたい!という欲張りな方は、時間にかなりのゆとりが必要であることをご忠告申し上げておきます(苦笑)
バニラとの違い
これからAngel’s(+Bob’s)MODを導入する方向けへ、布教活動的紹介(笑)
ちなみに私は、バニラクリア後、Bob’sとAngel’s両方ぶち込んでプレイしたもので、Bob’s単体で遊んだことはないです。
一言でいうと。
それが、Angel’s MOD♪
(バニラだと組立機は3種類)
換言すれば、
それが、Angel’s MOD♪
(バニラだと地下パイプは1種類)
少し詳しくいうと、
- いきなり鉄鉱石は採れません
- 鉄鉱石が欲しければ、採掘した原鉱(サフィライト鉱石を含めて6種類あります)を最低でも粉砕しなければなりません
- 精錬もすればより高効率により多種類の鉱石を単離して確保することができるようになります
- 最序盤こそ鉄鉱石から鉄板を直に生産できますが、大量に鉄板を生産するためには冶金について習熟する必要があります
- 例えば鉄板でいえば、石灰石とコークスがあれば最高効率で鉄板(鉄インゴット)を生産できます
- いきなり施設(組立機など)は作れません(最序盤を除く)
- 施設を作るには建設フレームや建設キットをはじめとした、様々な建材が必要になります
- 石油化学精製は鬼のような複雑さです
- 例えば、硝酸を手に入れるためには、アンモニアガスから一酸化窒素→二酸化窒素と工程を経る必要があります
- そもそもアンモニアガスを生産できるようになることが、壁の一つですが…
- バイオ分野がありますので、コーンとか、葉っぱとか、豆とか生産して、農家気分が味わえます
- ついでに、魚も飼育できます
- ついでに、バイターも飼育できます(放し飼いではないので襲われる心配はありません。あくまでアイテム扱いです)
- バニラでは電子基板の類は3種類(緑基板、赤基板、紫基板)しかありませんでしたが、こちらは何と6種類あります
- しかも、それぞれに3段階(グレー基板除く)なので、全17種類
- 基板だけで17種類!お得です!(錯乱)
- 宝石なるものもあります
- ゴッドモジュール5は神の領域です(MOD設定では確かデフォだとゴッドモジュールはOFFになっていたと思いますので、是非ともチェックを入れましょう!)
- 1枚挿すだけで速度+200%、生産性+50%、汚染度-150%、エネルギー消費-100%が約束されます
- 組立機6であればモジュールを6枚挿せるので、+1200%の神速
- それでもなお不満であれば、ビーコン3(1基あたりモジュール6枚挿せ、かつ100%の効率)で囲んでしまいましょう
とりあえず、完成形
Angel’s MODはゲームをかなりかなりかなりかなり複雑化するMODなので、途中で自分が何をしているか分からなくなるときがあります(笑)
とりあえず、完成形(ゲーム終盤における工場のイメージ)を明確に持っておくことが必要です。
私の場合は、こんな感じ。
あくまでも最終盤は、という但し書きを付けて、
- 原則、物流は搬送ベルトではなく物流ロボットに任せる
- 原則、1種類の製造は1施設で賄い、賄いきれなければビーコンを使う
が理想です。
だってコンパクトにしたいんだもの。
歩くのに時間かけたくないんだもの(切実)
表向きの理由としては、搬送ベルトの輸送力はあまり高く無いということが挙げられます。
最上位のアルティメット搬送ベルトでさえ輸送量は75アイテム/sに過ぎません。
もちろんゴッドモジュールとかを使わなければ搬送ベルトでも事足りるのですが、ゴッドモジュール(や生産速度モジュール)を使うようになるとバカみたいな製造速度になりますので…。
クリア直前とかになると、ビーコンを敷き詰めて毎秒1000アイテムとか普通に叩きだすような施設を作るので…。
プレイ前の初期設定
とりあえず製造工程が複雑になりそうだなぁと思ったものはことごとくチェックを入れてみました(苦笑)
それを楽しむのがFactorioだからね!
マップ設定のスクショが残っていないのでうろ覚えですが、資源に関しては資源量とサイズは最大にしたと思います。
途中目標の設定をすること!
ロケットを打ち上げることが最終目標になるのですが、そのロケットを打ち上げるまでは百時間単位で必要なゲーム(というかMOD)になります。
途中途中で小目標を設定しておかないと、ちょっとゲームする時間が空いただけで「何をしてたっけ?」となります(苦笑)
私の場合は、
- 蒸気サイエンスパックの製造
- グレーサイエンスアナライザの製造
- レッドサイエンスアナライザの製造
- グリーンサイエンスアナライザの製造
- オレンジサイエンスアナライザの製造
- ブルーサイエンスアナライザの製造
- イエローサイエンスアナライザの製造
と、サイエンスアナライザ(研究するために必要な素材で、バニラでいうところの〇〇サイエンスパック)を一つの基準として設定しましたね。
とりあえずイエローサイエンスアナライザが生産できるようにならないと、ロケットの打ち上げとかできませんので。
あと、ゲーム難易度的には、
- ゴッドモジュール(施設の製造速度やら生産性やらが爆上がりするアイテム)の製造
ができるようになると劇的に緩和されます。
ちなみに全てのアイテム製造にゴッドモジュールが使えるわけではないので、その場合は完全な生産速度モジュールをぶっ刺せば良いと個人的には思っています。
で、ゴッドモジュールの製造は、
オレンジサイエンスパックの生産後に出来るようになりますので、いかに早くオレンジサイエンスパックが製造できるように発展させることができるか、が一つの目標になります。
詰みになる可能性のあるもの
Angel’sをプレイする上で気を付けなくてはならないものがあります。
それが「〇〇樹木」(〇〇の木でないことに注意)と表現されているアイテムです。
こいつはバイオトークンという研究素材に加工できるのですが、このバイオトークンは、製造不可アイテムなので(少なくとも私のケースでは)、バイオトークンを切らせてしまうとクリア不能に陥ります。
まあ、世界を周って「〇〇樹木」を探せば良いだけの話なので、(デフォ設定のまま)敵出現をOFFにしていれば実際に詰むことは無いんですけどね!
で、どれだけバイオトークンが必要かというと、300は要らないぐらいだと思います(樹木換算で10本あれば余裕なレベル)。
何せオレンジサイエンスパックの量産ができる頃にはゴッドモジュールを製造していることでしょうから、ビーコンと組み合わせてバイオトークンの消費量をかなり抑えることができるようになるはずですから。
ちなみに、どうしてバイオトークンが必須なのかというと「バイオ処理」分野を研究するにはバイオトークンが必要だからです。
例えばプラスチックを生産する場合、石油からプラスチックを生産すれば良いじゃないかと思われるかもしれませんが、石油からプラスチックを生産できるようになる研究にはプラスチックが必要になるため、最初だけは石油以外からプラスチックを確保する必要があります。
具体的には、セルロースアセテートとアセトンガスから液化プラスチックを生産する必要があるわけですが、この生産を解禁するための研究素材にバイオトークンが必要というわけです。
ああ、めんどくせ(苦笑)
攻略メモ
Tier 1 蒸気サイエンスパックの生産
ゲームを始める上で、とても大事なのは鉱石源の確保です。
具体的には
鉄鉱石を得るために、サフィライトの鉱脈。
銅鉱石を得るために、スチラタイトの鉱脈。
発電機や掘削機の燃料として必要になる、石炭源。
まずこれら3つが近場にあることがマップ選定の最低条件になります。
また、電子基板の製造に欠かせないはんだの材料も必要になります。
つまり鉛鉱石を得るため、ルバイトの鉱脈。
錫鉱石を得るため、ボブモニウムの鉱脈。
これら2つを合わせた計5つの鉱脈が近場にまとまってあれば、少なくとも中盤までにかけて安泰です。
これらの鉱脈からの掘削は手掘りも出来ますが、せっかくなので
最初から所有している燃料式掘削機を使って掘削した方が楽です。
もちろん燃料式掘削機を稼働させるためには石炭が必要になりますので、この石炭だけは最初手掘りで入手する必要があります。
鉄板を確保するための製造工程は、
- 鉱脈上に「燃料式掘削機」を設置
- 掘削されたサフィライトを「燃料式鉱石粉砕機」で粉砕
- 粉砕されたサフィライトを「石の炉」にぶち込んで鉄板を入手
と、最低でも3工程を踏む必要があります。
銅鉱石(銅板)などの入手も同じようにできます。
初めての研究は、
「蒸気サイエンスパック」だけが必要であり、蒸気サイエンスパックの素材は
「石」と「石炭」だけですので、そこまで入手に困ることはないと思います。
ちなみに石は、
大きな岩をマップから探して地道にプレイヤー自身の手で掘削して入手するか、あるいは粉砕機で生産されたゴミである「粉砕した石」を使って石を生産することもできます。
とにかく最序盤のうちは、
より多くの鉄板と銅板を自動生産できるかが問われます。
そうすれば、それを素材にしていくらでも燃料式研究所を含め、様々な施設が作れます。
Tier 2 グレーサイエンスアナライザの生産
蒸気サイエンスパックの生産は「石」と「石炭」だけだったので話は早かったのですが、その先の研究に必要となるグレーサイエンスアナライザの生産は、
- 2x鉄板
- 1xグレー回路基板
- 3x銅線
- 1xグレー基板
- 1x木材
- 1xデータアナライザ
- 4x銅線
- 1x鉄の丸棒
と、かなり生産工程が複雑化します。
これだけでも心を折られるのですが、この時点では「木材を自動生産する方法が無いこと」の方がぶっちゃけ負担です。
ですので、プレイヤーが森林伐採という名の環境破壊を率先しなければならないのです。
ああ、メンドクセ(誉め言葉)
次にグレーサイエンスアナライザの生産が可能になったとしても、グレーサイエンスアナライザは燃料式研究所には投入できません。
「技術アーカイブ1」と「基本技術研究所」を製造し、そこ経由でグレーサイエンスアナライザを必要とする研究を進める必要があります。
で、これらの研究所は電気を必要としますので、このあたりから発電機の生産、電化が必須案件となります。
最初お世話になるであろう「燃料式発電機」は、水を必要としないので、どこでも設置し発電できます。
1基当たり最大でも533kWしか発電できませんが、その分、数で補えば良いので問題はないはずです。
ここまでで、私の場合でリアル時間を約1時間溶かしています。
研究所と研究素材(グレーサイエンスアナライザなど)が整えば、あとはガンガン研究しまくります。
特に大事なのは、
- 燃料式組立機
が解禁されることですね。
これで工場がどんどん半自動化されていきます。
ちなみにこの時点では燃料式組立機に燃料を手動で投入しなければなりませんので、まだ全自動化は難しいものがあります(石炭を搬送ベルトに入れれば良いだけなので不可能ではありません。個人的に1本の搬送ベルトに2種類のアイテムを搬送させるのが面倒なだけです)。
上のスクショはレーダーやらガンタレットやらで工場を囲っていたりしますが、実はこのとき、MOD設定で敵出現がOFFになっていることを把握していませんでした(汗)
気付いたのはかなり後なので、しばらくガンタレットがスクショに写り込んでいると思いますが、意味はありません…