ニューゲーム編
シナリオ選択
1936年1月1日開始: 迫り来る嵐
『戦争は、戦争の始まる前に既に決着しているのだ』と考える方(私を含める)は、こちらからはじめることをオススメします。
別の言葉を用いるならば、策戦(作戦)よりも戦略を楽しみたい方向け。
最初の数年間は戦争準備期間です。
1939年8月14日開始: 電撃戦
『局地的戦闘を勝利し続ければ、戦争に勝てるのだ』と考える方は、こちらからはじめることをオススメします。
別の言葉を用いるならば、戦略よりも策戦(作戦)を楽しみたい方向け。
「日本=中国戦争」が既に始まっている状態でゲームが開始されます。
国家を選択
国家別
この章のデータは全て1936年1月1日時点のものです。
HOI4を楽しむなら、
- 戦争にあまり制約がなく、
- そこそこの大国であること
が選ぶポイントになりますので、個人的には『ドイツ』や『ソ連』あたりがオススメです。
日本は大国と言って良いのですが、戦争にハードルというか、中国戦スタートというフラグがあります。
アメリカ合衆国
スペック(潜在能力)だけは文句なしに世界一です。
が、自由貿易だの平穏なる孤立だの大恐慌だの民主主義だのが重なり、戦争をするには最悪な国家であることも確かです。
例えば、民需工場は127もあるクセに(しかも貿易で更に+2して実質129)、使える民需工場は22しかありません(とはいえドイツで使える民需工場が23なので、最序盤からドイツぐらいには使えると考えるとやっぱりチート国家…)。
安定度は89%と高いものの、戦争協力度なんて0%です。
産出資源も莫大な量と言えますが、実際に戦争に使えるのは雀の涙(カタログスペックより80%減)です。
現実でなら戦争せずに済むので最高な環境なんですけど、戦略シミュレーションゲームであるHOI4にあって米国プレイは、非常にストレスがたまること疑いようがありません(苦笑)
数年間は国家方針の決定や法改正がメインで、大半は時間経過のみ(高みの見物ともいえる)を楽しむことになるでしょう。
終盤から能力が最大限発揮できるようになりますので、我慢強い方にオススメな国家です
- 徴兵法: 武装解除国家 (+1.0%)
- 貿易法: 自由貿易 (産出資源の80%が海外市場に放出)
- 経済法: 平穏なる孤立 (民需工場の50%が消費財生産に放出)
- 国民精神: 大恐慌, 自由の故郷
- 石油:846, アルミニウム:210, ゴム:0, タングステン:153, 鋼鉄:634, クロム:1
- 民需工場:127, 軍需工場:10, 造船所:22
- 未使用の人的資源: 249.82K
- 中核州適格人口: 122.92M
- 使用中の人的資源:
- 陸軍:345.10K, 空軍:21.72K, 海軍:179.55K, 守備隊:18.53K
大日本帝国
「どうして史実では戦争をしたんだ?」と困惑するぐらいの低スペック国家です。
が、国家神道だの軍国主義だの昭和天皇による安定度補正だの大政翼賛会による議会掌握だのが重なり、すぐにでも戦争をはじめることができそうな国家であることも確かです。
残念なことにフラグによってほぼ中華民国を筆頭とする中国系勢力との戦いが避けられません。あくまで「できそうな」であって、本当にすぐにでも戦争を仕掛けることができるわけではありません。
しかも中国大陸を併呑したとしても石油資源はあまり増えませんので、世界征服を目標としたプレイはなかなか厳しいものがあります(どうやって海を渡るか?という大問題)。
序盤から終盤まで、石油資源をいかに確保するか or(and) いかに使わずに済ませるかに神経をすり減らす国家です。
が、戦略シミュレーションゲームであるHOI4にあって日本プレイは、ハードル(中国フラグや低スペックであること)はあるものの理不尽といえるレベルではないので、戦争を堪能できることは疑いようがありません(苦笑)
米国やソ連など第三国に介入させないまま、いかに中国戦に勝利するかが問われます
ハードルはあるものの序盤から終盤まで常に最大出力できるので、戦争ゲームを楽しみたい方にオススメな国家です(言い換えると、プレイヤーは常に操作が忙しい)
- 徴兵法: 限定的徴兵 (+2.5%)
- 貿易法: 輸出制限 (産出資源の25%が海外市場に放出)
- 経済法: 部分動員 (民需工場の25%が消費財生産に放出)
- 国民精神: 国家神道, 財閥, 二重の研究体制, 軍国主義
- 石油:4, アルミニウム:7, ゴム:0, タングステン:24, 鋼鉄:79, クロム:88
- 民需工場:21, 軍需工場:14, 造船所:14
- 未使用の人的資源: 1.13M
- 中核州適格人口: 64.86M
- 使用中の人的資源:
- 陸軍:482.20K, 空軍:17.52K, 海軍:140.45K, 守備隊:16.84K
ドイツ
思う存分このゲームを楽しめる国家です
問題があるとすれば、日本と同じく石油資源が舐めプのクセに、日本よりも機動戦に傾いているために石油資源の事前備蓄がより重要性を増しているということ(もっといえば備蓄が切れない期間での決着、すなわち短期決戦(電撃戦)が求められるということ)。
加えて、海軍が…残念極まりないレベルなので、海軍がこんにゃくレベルの間はイギリス、アメリカに介入させない立ち回りを要求されることが挙げられます。
英米が介入してくるまでに、どれだけ戦力(領土)を増やせるかが問われます
国家方針やイベントが豊富で、序盤から終盤までプレイヤーを飽きさせない工夫の凝らされていますので、HOI4を楽しみたい方にオススメな国家です
- 徴兵法: 限定的徴兵 (+2.50%)
- 貿易法: 輸出制限 (産出資源の25%が海外市場に放出)
- 経済法: 部分動員 (民需工場の25%が消費財生産に放出)
- 国民精神: 苦い敗北, 参謀本部, メフォ手形
- 石油:3, アルミニウム:137, ゴム:0, タングステン:5, 鋼鉄:412, クロム:5
- 民需工場:31, 軍需工場:28, 造船所:10
- 未使用の人的資源: 1.34M
- 中核州適格人口: 65.54M
- 使用中の人的資源:
- 陸軍:269.60K, 空軍:28.16K, 海軍:24.80K, 守備隊:0
難易度
難易度は正直、あまり気にしなくて良いと思います。
それよりも上の「どの国でプレイするか?」の方が、難易度が変わります(笑)
民間人
はじめてHOI4をプレイする方は問答無用でこの難易度で始めて『ゲームシステムに慣れる』ことをオススメします。
- 政治力獲得: +50%
- 生産効率上限: +30.00%
- 資源不足ペナルティ: -80.00%
- 研究速度: +15.00%
- 陸軍燃料消費: -50.00%
- 海軍燃料消費: -50.00%
- 空軍燃料消費: -50.00%
新兵
難易度民間人で十分にゲームに慣れた方であれば、わざわざ新兵でプレイする必要性は無いかなーと思います。
- 政治力獲得: +25%
- 生産効率上限: +20.00%
- 資源不足ペナルティ: -30.00%
- 研究速度: +7.00%
- 陸軍燃料消費: -25.00%
- 海軍燃料消費: -25.00%
- 空軍燃料消費: -25.00%
一般兵
難易度民間人で十分にゲームに慣れた方であれば、楽しく(楽ではない)プレイできる難易度です。
熟練兵
下記の中で一番辛いのは生産効率上限の低下です。これのせいで、兵器が充足するまでにかかる時間が延びてしまうからです。
政治力と研究速度の低下については『選択と集中』をしっかりすれば特に障害にはなりません。
- 政治力獲得: -10%
- 生産効率上限: -20.00%
- 研究速度: -15.00%
- AI (=敵側)
- 陸軍燃料消費: -25.00%
- 海軍燃料消費: -25.00%
- 空軍燃料消費: -25.00%
精鋭兵
下記の中で一番辛いのは生産効率上限の低下です。これのせいで、兵器が充足するまでにかかる時間が延びてしまうからです。3割も減るとか頭がおかしいのですが、敵AIがそこまで賢くありませんので、例えば大日本帝国プレイで世界征服を目論むとかではない限りは、そこまで難しくはありません。
政治力と研究速度の低下については『選択と集中』をしっかりすれば特に障害にはなりません。
- 政治力獲得: -15%
- 生産効率上限: -30.00%
- 研究速度: -30.00%
- AI (=敵側)
- 陸軍燃料消費: -50.00%
- 海軍燃料消費: -50.00%
- 空軍燃料消費: -50.00%
カスタムゲームルール
個人的には主要国の強化以外は使わないです。
主要国の強化
- ドイツを強化
- イタリアを強化
- ソビエトを強化
- フランスを強化
- イギリスを強化
- アメリカを強化
- 日本を強化
- 中国を強化
上記の各国家に対して4段階で強化できます。上限一杯まで強化した場合の補正は以下のとおりです。
- 政治力獲得: +50%
- 陸軍の経験値獲得: +50.0%
- 師団の経験値獲得: +20.0%
- 海軍の経験値獲得: +50.0%
- 艦船の経験値獲得: +20.0%
- 空軍の経験値獲得: +50.0%
- 師団損耗: -15.0%
- 物資消費: -50.0%
- 師団回復率: +30.0%
- 塹壕構築速度: +50.0%
- 生産効率上限: +30.00%
- 生産効率成長率: +50.00%
- 資源不足ペナルティ: -60.00%
- 中核州での師団攻撃: +30.0%
- 中核州での師団防御: +30.0%
- 研究速度: +20.00%
- 造船所出力: +40.00%
- 増援確率: +4.0%
- 計画立案速度: +50.0%
- 陸軍燃料消費: -80.00%
- 海軍燃料消費: -80.00%
- 空軍燃料消費: -80.00%
- 航空隊任務の経験値獲得: +50%
AIのふるまい
詳細は割愛します。
例えばドイツであれば、
- デフォルト(ドイツならばファシズムと同じ)
- ファシズム
AIドイツは関連の国家方針を進めることで、ファシズムを存続させ、ヨーロッパを支配しようとするでしょう - 民主主義
AIドイツは関連の国家方針を進めることで、立憲君主制を築こうとするでしょう - カイザーの復位
AIドイツは関連の国家方針を進めることで、カイザーを帝位に復活させようとするでしょう - ランダム
のいずれかから選択可能です。
AIのふるまいを決めることのできる国家は以下のとおりです。
ドイツ, ソビエト連邦, 日本, イタリア, フランス, ポーランド, オーストラリア, カナダ, 南アフリカ, ニュージーランド, インド, ハンガリー, ルーマニア, ユーゴスラビア, チェコスロヴァキア, 中華民国, 中国共産党, 満州国, イギリス, アメリカ合衆国, オランダ, メキシコ, スペイン, ポルトガル, ギリシャ, ブルガリア, トルコ
外交政策
私は使ったことがないので説明は省きますが、以下のことについてルールの調整ができます。
- 戦争目標
- 軍事通行権と入港権
- 国家開放
- ライセンス生産
- レンドリース
- 義勇軍
- 独立保証
- 独立保証の取り消し
- 陣営を去る
- 陣営からの追放
- 陣営主導権の乗っ取り
秘密工作
私は使ったことがないので説明は省きますが、以下のことについてルールの調整ができます。
- クーデター
- 政党支持の後押し
ゲームプレイルール
私は使ったことがないので説明は省きますが、以下のことについてルールの調整ができます。
- 空挺降下
- 最大要塞レベル
ゲームのセットアップ
もし植民地各国が独立していたら?や、もしイギリスがイングランドやアイルランドなどに分裂していたら?というIFを楽しみたいときに。
- アメリカ大陸の植民状態
- アフリカの植民状態
- アジアの植民状態
- オセアニアの植民状態
- イギリスの分裂状態
- スペインの分裂状態
- フランスの分裂状態
- ユーゴスラビアの分裂状態
- ソビエト連邦の分裂状態
- インドの分裂状態
その他設定項目
鉄人モード
複数セーブができなくなるモード(自動セーブ1つのみ)で、実績を解除するためには鉄人モードでプレイする必要があります。
個人的にはOFFです(笑)
史実AI方針
ONにするとAIは可能な限り史実に基づく国家方針を選択します。
個人的にはケースバイケースです(笑)