EU4 1.31 NoDLC 先住民による北アメリカ統一法

EUROPA UNIVERSALIS IV
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前提条件

  • DLC なし (本体+日本語化MODのみの構成)
  • 本体ver : 1.31.5.2
  • 難易度普通
  • チカソー(アメリカ先住民, インディアン)プレイ
  • ノーマルモード
  • インディアン初プレイ(今までにプレイしたのは、島津→オスマン→オスマン→島津の4回)

今回のプレイ方針

  • 植民国家殲滅主義
    旧大陸からやってくるロクデナシ共を駆逐してやることに心血を注ぎます
  • トーテム信仰主義
    国教はトーテム信仰のまま変更するつもりはありません
  • 北アメリカ統一主義
    北アメリカ大陸をチカソー一色に染め上げてやります♪

以下、上記前提条件のもとでの情報になりますので、プレイ環境や読者のプレイ方針によっては役立たない情報が満載です<(_ _)>

総論・結論

まず、

ゲームクリア時点(1821年)でのスクショです

北アメリカ大陸統一は、正直いえば、(自分的には)薩摩国プレイでアジア大陸統一するよりもかなり簡単でした

これはどうしてかというと、

  • アメリカ先住民は基本的に、日本のような戦闘民族ではない
  • よって、アメリカ先住民をまとめあげるのはそこまで難しくない
  • 一方、新大陸目指してやってくる旧大陸のバカ共は、本土からやってくる連中は恐怖そのもの
  • ただし、本国が作った植民地国家はクソ雑魚そのもの(理由は後述)
  • だから植民地国家を新大陸から追い出すことには全く苦労しない(宗主国に介入させないことがポイント)

多分、将来のバージョンアップで、植民地国家と現地国家間のシステムに修正(例えば現地国家が植民地国家に宣戦するときは、宗主国が参戦してくるとかぐらいの修正)が入るんじゃないか?と思ってしまうレベルでクソです、全く使えません

本当は当初「最後まで生き残る」ことを目標にしていたので、個人的には最高評価です♪

まさかインディアンが憎き旧大陸人を(ほぼ)追放できるとは思いもしなかったもので、大変満足であります♪

はじめに

さて、日本人である我々からすると、そもそもチカソーってどこよ?という純粋な疑問から始まると思うので、

北アメリカ大陸の右下あたりです

ここを選んだ理由は、

  • 他のアメリカ先住民(インディアン)が隣接して集結しているから
  • これにより、宣戦のための捏造が可能になるからです
  • 隣接した州でないと『請求権の捏造』ができず、戦争事由のないまま開戦すると安定度-2のペナルティを食らってしまうので…
  • しかも安定度-2のペナルティを食らって勝ったとしても隣接してないと併合できない(属国にはできる)という…
  • というわけで、初期拡張(インディアン統一)を目論む私と致しましては、チカソーを選んだということでございます

交易は日本よりも恵まれていません

まあ、何というか、ゲーム開始時点で商人が2人割り当てられるんですけれども、うち1人に割り当てる場所が無いという不遇さ…(涙)

まさか日本以上に不遇な場所があっただなんて…

しかもノードの方向もヨーロッパ(東)に向かっているので、交易的には西部劇よろしく西進していかないとならないという…

…まあ、無理ですよね…

だって

海岸線に沿って入植していくことで旧大陸からの蛮人共をそもそも入植させない

という腹の中でありますので、東進するんですよね、私…

結論からいうと、この目論見は失敗します…(敵の入植が早すぎた!)

制度と受容について

さて、まさかのアメリカ先住民族は、封建制からして制度を受容していません…orz

まあ、そういう民族ですから当然なんですけれども、EU4というゲームを遂行する上ではこのままではよくありません

インディアンが西洋文化に同化するなんて一体どういうことなんだという心の葛藤は無視して、あくまでEU4というゲームの中で覇権を求めるために、封建制というか、常に先端の制度を受容し続けなければならないのです…(血反吐)

んで

薩摩国でもやりましたが、とにかくDEVポチして開発度を上げる他ありません

とにかくあらゆる君主点は、ほぼ全てを開発度の上昇に注ぎ込み、制度を受容し続けていきます…

薩摩国でも話をしましたが、およそ活版印刷まではDEVポチ
その後(世界交易以後)は、工場を建てるなり大学を建てるなりして発祥に努めた方がダカット不足になりづらくてオススメです♪

  • 1457年11月: 首都で封建制を存在させる
  • 1457年11月: 22.23ダカットを支払い、制度を受容
  • 1468年08月: 首都でルネサンスを存在させる
  • 1468年08月: 26.12ダカットを支払い、制度を受容

と、ここまでDEVポチを進めて制度を受容させることで、ようやく技術ペナルティが0%になりますorz

ルネサンスまでは首都でDEVポチしていたので、何と開発度52の一大首都に育ってしまっています…

なのに、なのに、技術レベルは…

  • 統治技術レベル: 1
  • 外交技術レベル: 1
  • 軍事技術レベル: 1

まさかのオール1

これには涙が出てくるというものです…

他の項目(宗教やら国家アイデアやら)でも西洋諸国に後れを取っているので、せめてこの技術レベルだけでも、西洋諸国に並ぶレベルに追いつき続けるように進めましょう

今回は下記方法を採用
1.受容が先
2.受容したら次の制度が出てくるまで(技術ペナ0%の間)は、技術先行ペナがかかるまで(多少の例外はあるとして基本路線は)ひたすら技術レベル上げ

アイデアについて

上図のとおり私が取得したのは

  1. 拡張
  2. 探検
  3. 軍量
  4. 経済
  5. 軍質
  6. 攻勢
  7. 人文
  8. 防衛
  • 新大陸は未入植の州ばかりですから、植民者は必須
  • 問題は拡張を先に取るのか、探検を先に取るのか、という順番の違いでしかないのですが、拡張だと1番目、探検だと2番目に植民者+1があります
  • よって、今回のプレイではより早く植民に入れるよう、拡張アイデアを最初に選択しました
  • 軍量、経済、軍質、攻勢あたりは必須
  • 軍量必須なのは、西洋諸国と戦争を繰り広げるには、常に倍以上の軍事力が無いと負けるから
  • 経済必須なのは、軍隊の維持費的&植民の維持費的に…
  • (政策込みで考えれば)交易アイデアでも良いかなーと思ったりもしますが、さすがに日本より脆弱な交易環境では…
  • 軍質・攻勢必須なのは、下手すると倍以上の戦力差があっても負けることがあるため…(現地国家は基本的に弱い)
  • 人文はアメリカ大陸が統一し始めて来て、宗教統一度+25%が欲しくなってからで良いと思います
  • 防衛は不要というかゲーム終了間際にしか取れないので間に合いません

なお、薩摩国のときとは違い、このアイデアだと、経済的に有用な政策がありません(汗)

とはいえ、無駄遣い(例えばLv3顧問を3人雇うとか)しなければ中盤以降、毎月100ダカット前後の収支は確保できるかと思います

植民コストについて

植民地維持費(単位はダカット/月)は、

  • 横軸:同時に抱える植民地の数
  • 縦軸:植民者の数
  • マス:維持費(基本コスト+入植者不足による追加コスト)
1か所2か所3か所4か所5か所
1人24+26+88+1810+32
2人246+28+810+18
3人2468+210+8

という感じで増えていきます

チカソーの場合は経済力の観点から、拡張&探検アイデアを取っても同時に4か所あたりが限界なのではないかと思います

同時に5か所もとなると、それだけで18ダカット/月の植民コストがかかるので、なかなか…

西洋諸国なら出せるんでしょうけどね…

拡張アイデアを取ることの考察

プレイ開始前は入植者はたくさんいた方が良いと思っていたので、何も考えずに拡張アイデアを取りました

が、プレイ終了後、あまりの植民地国家のダメダメさにですね、そこまで「急いで入植する必要はあるのか?

という疑問が湧いてきました(苦笑)

「植民地国家をタコ殴りにすれば、そのまま領土拡大できるじゃん」みたいに思っちゃったのです

私は国教を変更しないプレイを今回は選択したのですが、なんとこのチカソーには国家の決断としてキリスト教への改宗を任意に発生させることができます

ですので、敢えてトーテムに改宗することなく、宗教統一度が50%を切り始めるぐらいまで植民地国家を併合しまくって、その後、キリスト教に改宗してしまえば、思ったほどの混乱(反乱)もなくスムーズに改宗できるのではないかと思い到るわけですね…

そう思いなおすと、

  • 海外進出の野心があるなら、探検アイデアを取って拡張アイデアを取らない
  • 海外進出の野心がないなら、拡張アイデアを取って探検アイデアを取らない

という道も生じてくるのかなーと思ったり思わなかったり

で、特に拡張アイデアは統治点を消費するので、探検アイデアの方が良いのかなーと

海外進出とまではいかなくても、南米大陸に進出するにも探検アイデアはあった方が良いと感じたので

ただそうなると探検アイデアだけでは入植者は1名のみ

つまり、同時に3か所入植すれば維持費は14ダカット/月になりますので、現実的には2か所の6ダカット/月あたりが限界になるのかなあとも思います

政府について

日本の幕府は有用でしたが、残念ながらEU4的には部族政府は何ら見るべき価値がありません…

よって部族レベル5に到ったら、早々に他の政体に移行してしまうのがよろしいかと思います

とその時は思っていたのですが、プレイ後振り返って考えてみると、部族のままでも北米大陸統一はできたのではないかと思いますので、好みで決めてしまって良いと思います

今回は『王朝の血統』により君主制(王国)へと政体を変更してプレイをしました

政体を変更してもレベル1からやり直しというわけではなく、レベル3までは追加コストなしで選択できました

なぜ部族のままではよくないのかというと、階級が使えないからです

君主制にすることで、

  • 聖職者への特権『宗教国家』により、月間統治力+1
  • 貴族への特権『貴族の優位性』により、月間軍事力+1
  • 貴族への特権『強力な公爵領』により、外交関係+2ほか
  • 商人組合への特権『商業地』により、月間外交力+1

の超有用特権を与えることができるわけです

薩摩のときはしませんでしたが、今回はちゃんとしましたよ!

序盤編: ひたすら先住民族統一に動きます

ゲーム開始が1444年ですから、およそ2年後には初めての戦争を仕掛けるぐらいにはスピード感を持って戦争しましょう…

島津のときは1444年のうちには戦争してましたけどね(島津は戦闘民族だからオッケー)

基本的に島津のときと同じように最初の一戦だけ軍事同盟を結んで圧倒的優位な状態にしてから戦いを挑めば勝利は約束されたようなものです

もちろん最終的には統一するつもりでいますので、軍事同盟は適当なタイミングで解除するのも忘れないようにします

また、後継者問題の兼ね合いから、ある程度の属国は確保しておくように動きます

顧問に関しては、薩摩プレイの時とは違って、周辺国がそこまで強くありませんので、トントン拍子で拡大がはかれるはずです

つまり、収支も改善されていくので、1450年代のうちにはLv1の顧問を一人ぐらい雇ってもどうということのない状態にはなっているはずです

統治点の上がる顧問を採用しましょう!

…あまり、薩摩のときと違って、特筆すべき点はないですね…

やることやってれば領土は広がります

海岸州の入植を優先

先住民族の統一をはかりつつも、1550年~は東側海岸線への入植を優先しています

旧大陸から侵略者共が入り込まないようにするためなのですが、収支があまりよろしくないので、この頃は同時に3州の入植までしかできていません…

まあ、ところが、そういう努力は結果的に無駄ったんですよ

中盤編: 対スペイン、対ポルトガル、対イングランド

旧大陸から入植してくるエイリアン共は、主にスペイン、ポルトガル、イングランドの3国です

1573年頃、カナダ方面にスペイン領カナダ、チカソーから見て南方にポルトガル領フロリダ、ポルトガル領ルイジアナを発見してしまいます…

こいつらの入植スピードは信じられないほどの速さで、とても太刀打ちできません…orz

んで

このエイリアンたちは、我が偉大なる土地を自分たちのものにしようと、そりゃあ簡単に宣戦してきます…

というか突然の宣戦だったもんでスクショを撮る暇がなく、和平締結時のスクショしか無かったのですが、コツさえ掴めば結構簡単に勝てます

というのも、敵AIはアホなものですから、どうしても宣戦するかどうかを兵の総数で判断しているようなんですよ

ですから、敵兵が一度にアメリカ大陸に揚陸してくれば、そりゃあ、天地がひっくり返っても勝てません…

ところがです、敵兵がアメリカ大陸に上陸する輸送船には限りがありますから、どうしたって一度に上陸できるのは輸送船の数が上限になります

つまり、敵軍輸送船の数のおおよそ2~3倍の兵数があれば、負けないってことです

なお、

  • 同数では絶対に勝てません(指揮官ガチャすれば別かな?などは除外して、普通に戦えばの話)
  • 必ず倍以上の差をつけて戦いましょう
  • 上図のように、私の場合は実質32k(額面だと40kはあった)のほぼ全軍を1軍編制して、それを敵にぶつける形を取りました(戦力の分散は悪手です)
  • ポルトガル海軍はザコいのですが、チカソー海軍はさらにザコいので、残念ながら上陸を阻止することはできませんでした

1回目に上陸した敵兵を殲滅しても和平は結べないでしょうが、2回目、3回目ぐらい撃退し続けると、和平を結べるかと思います♪

さて…

コツさえ掴めば簡単に勝てる、と言ってはみたものの、それは宣戦されたから仕方なく返り討ちにしただけのことであって、こちらから駆逐するほどの軍事力(圧倒的数的優位)があるわけではありません

よって、宣戦されない限りは、基本路線としては、序盤と同じく入植&先住民族統一で進めた方が良いのかなーと思いますし、私はそうしました

と当時は思っていましたが、これもプレイ後振り返って考えてみれば、敵が本国ではなく植民地国家であれば、タコ殴りにしても全く問題なかったと反省(笑)

その結果、1630年には

ここら辺まで版図を広げることに成功します

こうしてみると今回のプレイでは右上にスペイン、下にポルトガルとフリーラント、左にイングランドがそれぞれ入植してきたことが分かります…

対植民地国家

で、ここらあたりで当時の私としても、そろそろ西洋諸国ウゼーナーと思い始めてきたので、最初はメキシコ領フリーラントあたりから駆逐してやろうと考え始めます

で、少しでも勝率を上げるために技術レベルを引き上げておきます

  • 1636年12月18日: 世界交易を2947.34ダカット払って受容
  • 1649年10月01日: 技術レベルを統治Lv17、外交Lv19、軍事Lv19まで引き上げ

世界交易あたりからは出来るだけDEVポチせずに済むようにしています(世界交易なら交易力上げるとかして自然に発生するのをある程度待って、最後の一押しにDEVポチする程度)

もちろん陸軍も入念に準備した上で、戦いを挑みます

上図のとおり、20k規模の軍を4個軍も配置しての戦争なのですが、…見て分かってくださいます?

敵側同盟国が無いことを!

もっとね、早く気づけば良かったよ(咽び泣く)

だってさ、植民地国家の現有戦力って1kだよ?

どんだけだよ!って…

そりゃあ、もっと早く殴っておけばよかったとこれほど後悔したことはない…

当たり前といえば当たり前ですが、宗主国が介入してこない以上、戦争自体は1年ぐらいで終わり、和平画面が上右図になります

んで、これまた驚いたのですが、

過剰拡大がない!&1州割譲させるのに必要な勝利点が約1点!

ので、併合しまくり状態なわけです…

一応、侵略的拡大は積みあがるのですが、まあ、本国が包囲網を敷かない限りは問題ないです

この程度であれば植民地国家共が包囲網を敷こうが勝てます…

…言い過ぎですね…

総戦力的には勝てるけど、今のチカソーは領土的には大国になってしまっているので、地理的に守り辛くはあるので…

もしやるとしたら、こちらの領土に兵は置かずに、全兵を1軍にまとめて包囲網を敷いた各国の首都を確実に落としていき、個別の和平を結んでいく、というのが時間はかかるものの最も確実な気がします

数的圧倒したって質的には悲惨ですから…

と考えるところもあって、実を言うと植民地国家の積極的な排除までは行動を起こさないまま、1700年代に入っていきます

こうしてみると上のスペインと左上のイングランドがかなり勢力図を伸ばしてきているのですが、実を言うと上の土地は荒地が多いですから、見た目ほど勢力があるわけではありません

ただ、これをプレイしているときはそんなことを考えていなかった(汗)ため、できるだけ小さな植民地国家から宣戦していきます

具体的にはメキシコ→アメリカ西海岸→アラスカ方面→最後にスペイン領カナダ

といった順番ですね

はっきり言って植民地国家との戦いは語るべき点の一つもないので、スクショだけ貼っておきます(笑)

1776年には、ほぼアメリカ大陸からエイリアンを追放し、先住民による単一国家が成立しました、とさ

なお、スペイン領カナダは植民地国家として最大の領土があったのですが、この頃には確か帝国主義CBが使えたはずなので、首都占領としてとっとと和平に持ち込むのが手っ取り早くてお勧めです

本国が出張って来るんじゃないかと戦々恐々としていた部分もあり、最後まで植民地国家を完全に排除するまでは至れませんでした…(ヘタレ)

終盤編

上で西洋諸国に戦々恐々としていた部分もあり、これ以上の領土拡大は半分諦めてしまいました

あと50年早く北米大陸を統一できていたら欧州に乗り込んでいたかもしれませんが…

終盤やったことといえば、

「日本の皆さんコンニチワー」と遊びに行くことぐらいしかやることがありませんでしたね…(汗)

ええ、集中力が切れたんですよ!

最初はまさか先住民プレイで北米統一できるだなんて思わなかったから!!

最初っから、西洋諸国に殴り込む!とか、日本を属国にしてやる!とか思っていれば、多分、出来たんじゃないかーと思うぐらいです…

というところが、今回の反省点

よって、終盤、アドバイスできることは何もありません(笑)