Kerbal Space Program
ロケットを打ち上げることに興味のある方なら、どなたも大満足なゲーム。
それが、Kerbal Space Program (以下、KSP)です♪
が、リアル太陽系の宇宙開発はあまりに難しいのか、KSP内に登場する恒星系は太陽系ではなく、ゲーム独自のものです。
そこで、今回紹介するのは、
Real Solar System
というMODの導入方法についてご説明いたします<(_ _)>
Real Solar System(以下、RSS)は、太陽系をゲーム内に組み込むMODです。
ただ、現在(2020/06/26時点)、普通にKSP RSSでググると、v1.7.3用のページに飛ばされてしまいます。
[1.7.3] Real Solar System v16.4 [26 Nov 2019]
ここから何も考えずにダウンロードしても、残念ながら動きません(現在のKSPのバージョンは1.9.1ですので)。
MODを自力で導入できる(解凍してGameDataフォルダにぶち込める)方向けです。ご了承ください。
ダウンロード一覧
以下のMODが全て必要です
- Kopernicus
Releases · Kopernicus/Kopernicus... - Module Manager
[1.8.x-1.9.x] Module Manager 4.1.3 (November 30th 2019) – Right To Ludicrous Speed - KSCSwitcher
Releases · KSP-RO/KSCSwitcher... - RSSDateTimeFormatter
Releases · KSP-RO/RSSTimeFormatter... - RealSolarSystem
Releases · KSP-RO/RealSolarSystem... - texture pack for RealSolarSystem
Releases · KSP-RO/RSS-Textures...
なお、どれもこれも最新バージョンはKSP v1.8.x対応版なのですが、KSP v1.9.1での動作確認済なので、1.8対応版であれば1.9.1では動作すると思われます。
補足説明 Kopernicus
ただ、自環境では、Kopernicusだけは、うまくいかなかったので、
- Copernicus Continued
[1.9.1] Kopernicus Continued
をダウンロードして、本家Kopernicusの代わりにGameDataフォルダにぶち込みました。
補足説明 Module Manager
また、Module Managerは他のMODを入れていれば、高い可能性で既に入っていると思います。
少なくとも当環境では、改めてダウンロードすることはしませんでした。
補足説明 texture pack for RealSolarSystem
texture pack for RealSolarSystemですが、
v18.2 – Textures for RSS v18.1+であれば、
- 16384.zip
- 2048.zip
- 4096.zip
- 8192.zip
の4種類がありますが、当環境では2048, 4096, 8192での動作を確認しています。16384は1.59GBもあるので、そもそもダウンロードする勇気が無かったですね(笑)
必要と思うものを1つ選んで導入すればOKです(数字の高いものほど高解像度)。
導入後の話
全てのMODをGameDataフォルダにぶち込んでからKSPを起動すると、
最初の画面の背景が我らが母星「地球」に変化しているはずです。
(当環境ではKISやKASも入れてるので、Kerbal達にも変化がありますが…)
ロケット組立棟がクリックできないことも多々ありますが、
そんなときは画面左下にあるボタンをクリックして移動しましょう。
あと、当環境ではバニラ環境のときより全体的に暗くなったので、セッティングから明るさ補正をあげたりするなどして、プレイしやすい環境に変えることも忘れないようにしましょう。
発射場の変更
発射場の変更はトラッキングステーションの画面から実行することができます。
発射点をクリックするだけで、そこにカーバルスペースセンターが移動しますので、お手軽に移動できます♪
日本人なら種子島! or 大隅!といいたいところですが、軌道傾斜角の問題がありますので、まあ、ご自由に。
無難なのは赤道 or 月と同じ軌道傾斜角になるような発射点を選ぶことです。
Kerbal系と太陽系の違い
まあ、何より、(ゲーム上の)地球の赤道半径が6371kmもあるということですよね。
これに尽きます。
つまり、弾丸軌道ならともかく、周回軌道を得るには相当のdelta-vが必要になるわけです。
で、バニラのままだと、どうしようもなく燃料タンクが絶望的なので、チートに頼ることになります。
一つは、CFGファイルの書き換え(外部wikiページにジャンプします)て、燃料タンクの容量を何倍かにするか、あるいは燃料を生産するようなチート式を組み込む。
もう一つは、TweakScaleというMODの利用が考えられるでしょう。
もちろん普通に大型燃料タンクを追加するようなMODの導入もアリアリです。
いずれにせよ、Kerbal系と同じに考えていると、地球周回軌道は出来ませんので注意です。
追記 2020/07/01
KSP 1.9.1に関して、pre release版のRSSとテクスチャを入れた状態でプレイすると月が真っ黒に表示されてしまう問題に遭遇してしまいました。
- RealSolarSystem v18.0
- v18.1 – Textures for RSS v18.0
の組み合わせだと正しく表示されることを確認しています。