HOI4 1.10.3 初心者のためのプチ攻略情報 後編

Hearts of Iron IV
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政治力が貯まったら

前編の続きです。

さて、政治力の使い道について説明します。

政治力は、

  • 徴兵制度の変更(1段階ごとに150ポイント消費が基本)
  • 貿易法の変更(変更ごとに一律150ポイント消費が基本)
  • 経済法の変更(変更ごとに一律150ポイント消費が基本)
  • 政治顧問の任命(変更ごとに一律150ポイント消費が基本)
  • 兵器設計社の指定(指定ごとに一律150ポイント消費が基本)
  • 理論家の任命(変更ごとに一律150 or 250ポイント消費が基本)
  • 陸海空軍各長官の任命(変更ごとに一律150ポイント消費が基本)
  • 軍最高司令部の任命(変更ごとに一律150ポイント消費が基本)
  • ディシジョンの実行(実行ごとにポイントを消費)

の際に使われます。

で、大日本帝国には、実はかなり有用なディシジョンが設定されています。

「軍部の対立」(各ディシジョンごとに政治力を50ポイント消費)です。

例えば「鋼鉄使用を鉄砲に優先」すれば、それだけで軍需工場が4個も追加されます!

更に工場出力+5%、軍需工場建設速度+5%のオマケつき!

もちろんその代わり海軍にはデバフがつくわけですが、今回のプレイ方針では、海軍は捨ててますので悩む必要はありません。

最優先で「軍部の対立」ディシジョンを実行しまくります!(陸軍を徹底的に依怙贔屓する)

民間人の難易度であれば政治力増加にブーストがかかっているはずですから、1936年1月26日頃に「鋼鉄使用を鉄砲に優先」(増えた軍需工場は全て歩兵装備Ⅰの生産に充てましょう)が実行できます。

※ 半年に一度しか実行できないので、気長に。

 

占領地政策

大日本帝国はプレイ開始時点で、

  • ミクロネシア連邦
  • 中華民国の一部
  • 大韓民国

の領土を手にしています。

で、これらの地元民がレジスタンスとして独立抗争に励んでしまうことから、ある程度の占領地政策が必要になってきます。

 

が。

ぶっちゃけ初期設定のままで放置で問題ありません。

 

例えばプレイ開始時点で大韓民国は5%のレジスタンスの強さを持っており、時間経過とともに上昇していくので慌てるかもしれません。

 

しかしながら、レジスタンスの目標値は12%程度のはずです。

レジスタンスの強さが12%になっても、実害が無い(25%以上で実害が発生する)ため、放置で良いのです。

 

当面は文官統治のまま放置に尽きます。

 

いつになったら戦争できるの?

記事は中編に突入しているというのに、戦争の準備ばかりで全く戦争する気配がありません。

ではいつになったら戦争できるのかというと、まだまだ先です。

というのも、戦争を仕掛ける(宣戦布告する)には、事前に「戦争目標の正当化」を実施する必ようがあります。

この正当化、実は75%以上の国際緊張がなければなりません。

正確には大日本帝国が中国系勢力に仕掛けるためには、という但し書きがつきますので、ソ連やモンゴル、アメリカに対しては「戦争目標の正当化」を仕掛けることが可能です。

 

でも、それこそまさかだよね。

第一戦からアメリカとやりあう?ソ連とやりあう?

 

まさかね!

 

モンゴルはよさそうですが、残念ながらコミンテルン(ソ連)陣営に属しているので、モンゴル相手に宣戦しようものならソ連がおまけでついていきます。

アメリカはまだ連合に加盟していませんが、戦争を仕掛ければアメリカだけではなく属国のフィリピンもおまけでついていきます。

フィリピンを侮ることなかれ。

フィリピン経由で米軍がわんさか日本本土にやってくるのは目に見え見えなのであります。

 

というわけで大日本帝国でプレイする限り、すぐに戦争というのは無理筋です。

 

1936~1937年は内政ターンの年

以上の理由により、しばらくの間、内政ターンが続くことになります。

以下、やることを時系列に並べてみました。

  • 1936年1月26日頃に「鋼鉄使用を鉄砲に優先」ディシジョンを実行
  • 1936年3月11日頃に「財閥を誘導」国家方針を実行
  • 1936年3月18日頃に「機械式計算機」研究を実行
  • 1936年4月15日頃に「政治顧問に米内光政」を登用(政治力+15%)

 

陸軍演習

4月中旬に、(師団を新たに養成しなければ)ようやく歩兵装備が充足するはずです。

ちなみに充足といっても旧式銃(三八式歩兵銃)をカウントしてのことですが。

九九式短小銃で更新を完了するには、6409÷122.26 = 52日ほどまだかかりそうです。

が。

とりあえずは充足したは充足しているので、陸軍を演習させて、陸軍経験値をゲットすることにします。

上図のように戦闘計画から演習を選べば、演習が始まります。

 

指揮力を使おう

また、この頃にはそろそろ指揮力が上限の100に達しているはずです。

100を超えて増えることはありませんので、指揮力を無駄にするぐらいなら、使ってしまいましょう。

平時における使い道は、

  1. 将軍に新たな特性を付与する(将軍に経験値が貯まっていることが前提)
  2. 新たな将軍を得る

があります。

将軍はまだまだ不足していないので、今回は1番を選びます。

 

上図の画面左側、指揮官顔写真の左下の+アイコンが光っていたら、その指揮官は新たな特性を得られることを意味します。

クリックして、指揮官の詳細画面を表示させ、適当な特性を習得させましょう。

 

 

歩兵装備の充足状況を見ながら、歩兵師団を養成しましょう

演習で確率破損する歩兵装備はたかが知れていますから、順調にいけば少しずつ歩兵装備は余剰品が出てくるはずです。

それを使って、新たに歩兵師団を養成しましょう。

 

ちなみに養成中の師団ですが、

訓練がある程度進めば、訓練未了のままでも戦場に配備することができます。

ただし、時間に余裕があるのであれば、100%訓練を完了した状態で戦場に配備した方が良いかと思います。

(理由)
100%未満の訓練度で戦場に出された師団は、練度1であり戦闘に-25%のペナルティを受けるため。ペナルティを回避するにはせめて練度2まで演習しなければならいが、演習ということは兵器が確率で損耗する。兵器を無駄にしないためにも、練度2の状態にしてから戦地に送り出したい。

 

練度2から練度3にするためには実際に戦闘または演習でしか方法がありませんので、演習によって練度を増しましょう。

練度3一般まで鍛え上げれば、戦闘に+25%の修正が与えられます。ちなみに練度を4以上にするためには、実際の戦闘で生き残るしか方法はありません。

 

 

年表に戻ります。

  • 1936年4月24日頃に「集中工業Ⅰ」と「無線」研究を実行
  • 1936年5月21日頃に「国家総動員法」国家方針を実行
  • 1936年6月01日頃に「掘削Ⅰ」研究を実行
  • 1936年7月25日頃に「陸軍機の製造を優先」ディシジョンを実行
  • 1936年7月29日頃に「国家研究政策」国家方針を実行
  • 1936年8月25日頃に「理論家に山下泰文」を登用(陸軍経験値+0.05/日ほか)
  • 1936年9月04日頃に「野戦病院Ⅰ」研究を実行
  • 1936年9月22日頃に「山岳歩兵Ⅰ」と「戦間期型野戦砲」研究を実行

 

師団編制

9月に入る頃には陸軍経験値も10になっているはずです。

これを使って歩兵師団の編成を改正します。

改正前

改正後

何をしたかというと、歩兵大隊を2個削って戦闘正面幅を20にしただけです。

つまり、弱体化させたというわけですね。

全ての陸戦場には戦闘正面幅が設定されており、原則80です。

戦闘正面幅を20単位で作れば、余らせずに配置につかせることができるというわけですね。

 

同時に、全ての師団を先ほど改正した歩兵師団に再編します。

 

これで陸軍の戦力は63個歩兵師団のみとなりました。
(騎兵師団が残っていますが、これは占領地の守備隊用としてなのでノーカン)

 

このように師団の種類を抑えることで、兵站画面から何をそれだけ生産すれば良いかが簡単に計算できるようになるわけです。

歩兵師団のみの編制にしたことから、歩兵装備と支援装備が同時期程度に充足すれば良いことになります。

このままだと歩兵装備は39日後に充足し、支援装備は1610日後に充足するとのことなので、支援装備の生産に割り当てる軍需工場を増やせば良いことが分かるわけですね!

 

とりあえず歩兵装備20:支援装備4軍需工場にして様子を見ることにします。

 

5枠目の研究枠

10月に入れば「国家研究政策」国家方針が達成できる頃合いのはずです。

資源のない帝国ですから、せめて技術力で他国に先んじる必要があります。

 

戦争準備

さて、5枠目の研究枠が解放されたところで、いよいよ対中国戦に向けて下準備を進めていきます。

上でも触れたとおり、大日本帝国側から通常の「戦争目標の正当化」による宣戦では、国際緊張が75%以上にならなければできませんので、実質宣戦不可能です。

よって、中国に宣戦するには、国家方針によって宣戦するしかありません。

つまり「盧溝橋事件」です。

最短で70日x3 = 210日後には事件を起こすことができますが、その前に「軍需産業の国営化」は取っておきたい(民需工場+2、軍需工場+2)ので、280日後です。

今後280日間を一つの目安に、着々と戦争準備(歩兵装備、支援装備の生産と師団の養成)に入ります。

 

  • 1936年10月27日頃に「改良型工作機械」研究を実行
  • 1936年11月05日頃に「政治顧問 伍堂卓雄」を登用(軍需工場建設速度+10%ほか)
  • 1936年12月16日頃に「連絡会議」国家方針を実行
  • 1937年01月06日頃に「政治顧問 大島浩」を登用(守備隊の損害-25%ほか)
  • 1937年01月10日頃に「憲兵Ⅰ」研究を実行
  • 1937年01月25日頃に「川崎キ38(重戦闘機)」研究を実行
  • 1937年02月10日頃に「無差別の徴兵制度を制定」ディシジョンを実行
  • 1937年02月13日頃に「建築Ⅱ」研究を実行
  • 1937年02月22日頃に「三菱キ21(戦術爆撃機)」研究を実行
  • 1936年02月24日頃に「大東亜共栄圏」国家方針を実行
  • 1937年03月16日頃に「九八式二十粍高射機関砲(対空砲)」研究を実行
  • 1937年04月05日頃に「工業会社 住友財閥(電子工学研究速度+15%)」を指定

 

盧溝橋事件

1937年5月5日、いよいよ国家方針「盧溝橋事件」を実行します。

国家方針は70日で完了しますので、70日後から、いよいよ対中国戦が本格的に実行されるということになります。

というわけで、早速、軍隊を更に細かく再配置(演習もこの時点で終了させます)します。

なぜか。

前編で触れたとおり、わが国としては

  1. 山西を攻める
  2. 山西と蒙古国、東河北(大日本帝国領)から中華民国に攻め込む

という段取りです。

が、敵さんがその通りに動いてくれる保証はありません。

むしろ滅ぼされないためにも我が国の作戦の裏をかこうとするはずです。

例えば日本が攻め込むことで、中国が一気に統一してしまうかもしれません。

従って、前線自体は山西だけではなく、中華民国との国境線にも敷く必要があります。

上図のように2個軍計16個師団を山西と中華民国国境線に配置し、演習を終了させ、攻撃線を敵領土内に敷きます。

攻撃線を設定することで、

日数経過とともに師団単位で「計画準備攻撃ボーナス」が最大値まで貯まり続けます。

このボーナスはバカにできないので、必ず攻撃線は設定しておきましょう。

ちなみに16個師団(全て歩兵師団、戦闘正面幅20)しか前線に配置していませんが、これは単純に中国大陸のインフラが弱いからです。

 

 

 

そして7月14日、いよいよ運命の日を迎えます。

今回はイベントによって中華民国の一部領土割譲に成功しました。

 

見て分かる通り、大日本帝国と中華民国間の国境線がだいぶ延びました。

これなら、いちいち山西を経由してまで前線を延ばす必要はなさそうですね。

というわけで、更に軍を再配置するとともに、

山西と中華民国を相手に「戦争目標の正当化」を実行します。

 

最終準備期間

正当化をしてから実際に宣戦できるようになるまでには100日以上のラグがあります。

この日数を使って、

  • 師団養成
  • 兵器生産(戦争が始まればバカスカ破損しまくるので歩兵装備は余らせるぐらいで)

に特に力を入れてましょう。

陸軍経験値がたまり次第、砲兵師団を作っても良いかもしれません(歩兵師団を複製してから改造すれば消費する陸軍経験値も少なくて済みますが、戦闘正面幅は20で揃えるようにしましょう)。

兵器の生産は優先度の高い順から、

  1. 歩兵装備
  2. 支援装備
  3. 野砲
  4. 軍用トラック(対ソ戦に向けて)
  5. 重戦闘機(対ソ戦に向けて)
  6. 戦術爆撃機(対ソ戦に向けて)

です。

1937年9月下旬には、新規での造船をしていませんから、海軍造船所も余りが出るはずです。

余りだしたらその分を全て「輸送船団」に充ててください。

対中戦では大した被害はありませんが(既存の艦隊で護衛させれば十分)、今から造船しておかないと対米英戦に突入したら(場合によっては)不足します。

 

政治力方面については、特に「軍最高司令部 岡村寧次」(歩兵師団のパワーアップ)を登用するようにしてください。

あとは政治力が貯まり次第、歩兵師団にバフの付く人を優先して登用すれば問題ありません。

盧溝橋事件が終わった後の国家方針は「国防国家」「精神的動員」または「陸軍拡大法」「陸軍の拡張」「精神的優越」あたりがオススメです。

 

なお、防共協定をドイツから持ち込まれるかと思いますが、拒否します。

拒否するとドイツとの友好関係にヒビが入りますが、参加するとソ連との友好関係にヒビが入ります。

ソ連との間に友諠を結んだ記憶はありませんが、こちらが中国と遊んでいるときに絶対にちょっかいを入れられたくない相手がソ連です。

ついでにソ連との間に「関係改善」「政党支持の後押し」もして、ソ連から攻め込まれない布石は打てるだけ打っておきましょう。

政治力が多少減りますが、難易度民間人であれば何も問題はないはずです。

 

対中国戦(対中華民国戦)

中華民国に対する正当化が完了したら、いよいよ宣戦です。

 

中国戦域を設定して、補充優先度を「高」にすることを忘れないようにしましょう。

また、養成中の師団がいれば、その補充優先度は「低」にしておきましょう。

とにかく前線で働く兵士に、最優先で兵器を補充するようにしてください。

 

想定作戦(陸軍)

と、その前に、現状把握。

我が国の陸軍戦力は全98個師団で、内訳は

  1. 本土に配置 21個師団
  2. 満州国ソビエト間国境線に配置 24個師団
  3. 沖縄に配置 4個師団
  4. 北朝鮮に配置 3個師団
  5. (主攻予備)山西蒙古国間国境線に配置 12個師団
  6. (主攻)日本中華民国間国境線に配置 24個師団
  7. (助攻)台湾に配置 10個師団

主役はあくまでも盧溝橋事件によって割譲された大日本帝国領から堂々と攻め込みます。

ただし、

分が悪い。

開戦前の情報(上図)によれば、中華民国軍は国境線に約60個師団配備済。

10個師団に対して11-71個歩兵大隊とあるので、最悪で考慮するなら1個師団当たり7個歩兵大隊となりますから、我が帝国の約40個師団に相当します。

こればかりは開戦しなければ師団の中身が分かりません(例外は後述)ので、とりあえず本土に21個師団予備戦力として確保しておくわけです。

ただ、本土の予備戦力を投入するとインフラがまずいことになりかねません。

よって予備プランとして、そのときは戦線拡大のために山西に対しても正当化しているわけです。

(例外)
セーブしてメニューに戻り、ロードボタンからロードするのですが、そのときに表示される世界地図から中華民国をクリックするのです。それだけで中華民国側でプレイすることができるので、情報を入手し放題です。はっきり言ってチートです。はい。

 

台湾組は既に福建に対して

既に強襲上陸準備済にしてあります。

同時に北と南から攻め込めば(南は囮扱いですが、いけると思えば沖縄や本土から兵力を追加する)、中華民国は軍事力を二分させなければならないわけです。

と、かっこよく言ってみましたけど、本来は戦力は集中して運用すべきです。

が、戦力を集中して運用するとインフラが破綻するリスクが常につきまとうので、そうならない程度に戦力を分散するしかないというジレンマのために、こんな台湾組を作るハメになっているだけです。

というわけで、台湾組はできることなら使いません。

使いどころは、

  • 北から攻めたが予想以上に中華民国の抵抗が激しく、山西ルートで戦線を拡大してもどうにもならないとき

です。

この条件であれば、恐らく中華民国はその大部分を北側に戦力集中していると予想できるからです。

南側海岸線防衛にそこまで軍事力を配分していないと考えることができるため、台湾組の作戦成功の可能性が高い、と判断できるわけですね。

それでもダメなら、そもそも戦略的に見て時期尚早、中華民国に宣戦するべきではなかった、ということです(後述しますがあるいは盧溝橋事件デバフが全て取り除かれるまで待つべきだった、など、とにかく何かしらの決断を誤ったということ)。

 

想定作戦(海軍)

海軍は2個艦隊に再編していますが、2個艦隊を全て「船団護衛任務」につかせるとあっという間に燃料が枯渇します。

それに中華民国の海軍戦力推定数は7-11隻です。

話になりません。

はっきり言って、台湾組が安全に強襲上陸できる程度の制海権が取れれば良いだけです。

加えて戦争中の前線への物資輸送の安全確保。

これ以上の任務は海軍にはありませんので、2個分艦隊ほどを

  • 黄海
  • 南シナ海
  • 東シナ海

に配備しておしまいです。

一応安全には念を入れて2個分艦隊50隻ほどを投入していますが、これならば燃料は枯渇しませんから、永遠に船団を護衛し続けられるでしょう。

 

想定作戦(空軍)

完全に待機戦力。

もしかすると軍に対して航空隊を割り当てるかもしれない、といった程度の認識。

 

戦争開始

1938年1月16日、中華民国に対して宣戦布告しました

※ 戦線を拡大する必要がないので、山西勢力に対する宣戦布告はまだまだ先です。

 

まずは何もしないこと(塹壕防衛)

宣戦布告したらすぐにでも中華民国へ侵攻したくなると思いますが、やめておきましょう。

せっかく40%近い塹壕による防衛戦闘ボーナスがあるのです。

侵攻してしまえば0です。

敵さんには思い切り我が軍を攻撃して頂き、指揮統率が十分に減少したと思われるポイントで、反転攻勢(全体計画を実行する)に出るべきです。

 

盧溝橋事件ディシジョンを実行すること

政治力25ポイントが貯まり次第、「盧溝橋事件」ディシジョンを実行してデバフを取り除いてください。

開戦当初は-50%もの攻撃ボーナス(と-25%の防御ボーナス)がかかっていますが、このディシジョンを実行する度に+10%されます。

最大限の安全を期するのであれば、
このデバフが完全に取り除かれてから(つまり5回ディシジョンを実行してから)、攻勢に転じるべきです。

難易度民間人であればそこまで待つ必要があるのか?とも思いますので、今回は1回だけ実行してとっとと攻勢に出ます。

 

指揮統制率が破綻した頃合いを見計らう

中華民国軍の指揮統制率が低下し始めると、このような黄色い!が表示されます。

さあ、全体計画を実行に移す時です!

 

なお、この頃もしかするとパナイ号事件が発生するかもしれません。

アメリカ様とは絶対に戦いたくないので、アメリカ様の条件を飲みます。

盧溝橋事件デバフ解除が遠のきますが、仕方がありません。

 

この段階で-40%の攻撃デバフがついているとはいえ、難易度民間人であればおそらく破竹の如き快勝を重ねているはずです。

そうなるとこの勢いを衰えさせたくありませんので、速やかにもう1個軍を投入したくなるというもの。

補給線を考えながら、随時追加投入していきましょう。

 

兵力の追加投入と空軍の活躍

開戦してから2か月後には、対中華民国に36個師団(開戦直後は24個師団)に増やしています(移動も含めれば開戦後1か月で追加投入の行動をはじめています)。

基本的には(インフラが破綻しない範囲で)、戦線が長ければ長いほどより多くの兵力を投入するべきです。

が。

兵力を追加投入するということは、前線の中身で移動が始まるということです。

つまり攻勢が一時的ながらも停滞するわけです。

追加投入は細々としましょう(一度に十個師団単位で投入!とかはあまりおすすめしません。戦線の整理を最小限にするためにも、ちびちびと、嫌らしくが基本です)。

それでも停滞は発生しますので、

そのカバーを待機組の空軍にさせます。

陸軍に航空戦力を割り当てただけでは機能しませんので、必ず「迎撃」または「近接航空支援」の任務も割り当てるようにしてください。

これで間断なく中華民国を攻撃し続けることができるというわけです。

たった400機程度しか割り当てていないのですが、海軍の護衛分もひっくるめて、いよいよ燃料が減少し始めます。

空軍を割り当てた瞬間、タイムリミットが発生したと考えてください。

遅くともあと2年以内に決着をつけます。

 

一号作戦

中国での戦線拡大ディシジョンを5回実行し、盧溝橋事件デバフが完全に消失すると「中国の確保」国家方針が自動達成され、かつ、一号作戦ディシジョンの実行が可能になります。

一号作戦ディシジョンを実行すると中国に対する攻撃ボーナスがつきますが、360日以内に勝利しなければ大きなデバフ(安定度低下ほか)がつくという諸刃の剣。

やるかどうかはその時の進撃度合い次第なのですが、今回は実行してみることにしました。

その代わり、短期決戦が求められますので、

  • 山西への宣戦布告はしないことにします
  • 台湾からも攻め込みます
  • 適宜歩兵師団の編制を改正します(最終的に砲兵中隊を入れても大丈夫な程度の野砲を生産しましょう)

1938年8月の時点で92個師団(うち18個師団は山西戦線なので、実質74個師団)を中国戦域に貼りつかせています。

11月下旬の時点112個師団(実質94個師団)にまで膨れ、そして上図のように分断に成功しました。

首都が東側にありますので、西側(海岸側)はもはや包囲殲滅戦の餌食です。

 

なお、今回蒙古国と満州国には参戦させていません。

参戦してもらったところで、わずか13個師団にしかなりませんし(難易度が上がればその13個師団でさえ欲しくなりますが)。

我が軍の損失143kに対して、中華民国側は972kですから、中華民国側の武装は相当に貧弱だったことが分かります。

 

中華民国降伏

さて、包囲してからの中華民国はあっけなく、なんと12月のうちに降伏してしまいました。

歩兵装備を相当数鹵獲したことは覚えておきましょう(後で軍需工場の生産割合を、より重戦闘機や戦術爆撃機、野砲にシフトしてきましょう)。

世界征服を狙うのであれば、属国化とか、一部領土の割譲とかみみっちいこと言ってないで、全領土を分捕りましょう。

 

中華民国を征服した大日本帝国ですが、この後、

  • 中国共産党
  • 広西軍閥

を更に征服します。

理由は単純で、工場がほかの中国系勢力より多いからです。

特に広西軍閥は軍需工場7、民需工場16ありますので、絶対に支配下に置きます。

また、次の対ソ戦を見据えた準備も同時並行して進めます。

 

中華民国降伏までに行った内政関係

  • 国家方針
    皇道派を粛清→財閥を誘導→国家総動員法→国家研究政策→軍需産業の国営化→連絡会議→大東亜共栄圏→盧溝橋事件→国防国家→精神的動員→陸軍拡大法→陸軍の拡張→精神的優越→石油液化→新たな海軍の予算案→戦闘機の近代化

国家方針については、もう欲しい国家方針を一通り取り尽くした感じです。

この後、航続性重視の国家方針を取得して、最終的に継続方針「空軍の生産」で固定化する予定です。

とにもかくにも対英米戦までに何千機という重戦闘機&戦術爆撃機が必要になりますので。

 

  • 法と政府
    大規模徴兵、輸出制限、総動員
    政治顧問 米内光正氏(政治力獲得+15%)
    政治顧問 伍堂卓雄氏(軍需工場建設速度+10%ほか)
    政治顧問 大島浩氏(守備隊の損害-25%ほか)

徴兵制度は大規模徴兵までなら訓練時間が+10%になるだけのデメリットで済みますので、戦時のうちにとっとと変更しておきましょう。対ソ戦が終戦するちょっと前ぐらいに無際限徴兵に変更すればオッケーです。

 

  • 研究と生産
    住友財閥(電子工学研究速度+15%)
    理論家 山下泰文氏(陸軍経験値獲得+0.05/日ほか)

山下氏をせっかく登用してしまいましたので、陸軍ドクトリンはデフォの大規模作戦ドクトリンをそのまま採用します。戦時に入れば大量の陸軍経験値が取得できたはずですから、陸軍経験値を使ってとっととドクトリンを研究しましょう。

 

  • 参謀
    陸軍長官 閑院宮載仁親王氏(師団攻撃+5%)
    空軍長官 河辺虎四郎氏(夜間作成ペナルティ-10%)
    軍最高司令部 岡村寧次氏(歩兵師団攻撃+10%ほか)
    軍最高司令部 今村均氏(師団消耗-8%)

参謀職は陸軍を優先しました。空軍海軍は政治力が余って仕方がないときにでも。

 

  • 研究
    歩兵は1938年までの全て
    支援中隊は全ての支援中隊Ⅰ
    機甲技術は初期のまま(甲型と九四式軽戦車のみ)
    砲兵隊は1936年までの対空砲と野戦砲
    陸軍ドクトリンは準備された防御を研究中
    海軍/海軍ドクトリンは初期のまま
    空軍は1936年までの戦闘機と戦略爆撃機以外全て
    空軍ドクトリンは作戦整合性ルートで、戦力交代(1段目)まで
    工学は1938年までの基本型火器管制システムを除き全て
    産業は1937年までの全て
    合成燃料は1937年までの全て

とにかく歩兵、工学、産業を最優先で。

難易度民間人だと研究速度にブーストがかかるのでかなり持て余し気味になるかと思います。

そのときは上のように歩兵系、砲兵系、ドクトリン系、重戦闘機、戦術爆撃機に注ぎ込みましょう。

 

  • 建設
    軍需工場建設の一択
    ただし、インフラ7のところが本土内に無くなったら、本土インフラの建設

もう少しいうと、

インフラが高いほど、資源もより多く産出されます

ので、どうせなら鉄分がたくさん出てるところのインフラを整備すればよろしいと思います。

いずれにせよ、広西軍閥まで手に入る頃になれば、もはや軍需工場はそこまで必要としなくなるはずですから、少しずつインフラ、航空基地、レーダー基地あたりの建設にシフトしていきます。

まだ先ですけど。

 

  • 生産
    歩兵装備を主力に、支援装備、野砲、軍用トラック、重戦闘機、戦術爆撃機、輸送船団あたりの生産を行う

終戦により大量の歩兵装備を鹵獲できる(性能は論外としても)はずですので、終戦後は歩兵装備を主にするのではなく、野砲、重戦闘機、戦術爆撃機を主に生産することになります。

上図では軍用トラックも大量に生産していますが、これは支援中隊用にですから、一時的なものです。

 

対ソ戦を見据えた師団編制

対中華民国戦のときから陸軍経験値がたまり次第、少しずつ師団編制を改正しましょう。

で、対中華民国戦が終わる頃には、上図のような形になればグッドです。

  1. 歩兵師団(主力)(136個師団)
    10個歩兵大隊、工兵中隊、偵察中隊、病院中隊、砲兵中隊
  2. 騎兵旅団(占領地向け駐屯部隊用)(0個師団)
    5個騎兵大隊、憲兵中隊
  3. 山岳師団(対ソ戦用)(0個師団)
    10個山岳大隊、工兵中隊、自動車化偵察中隊、砲兵中隊、通信中隊
  4. 砲兵師団(対ソ戦用)(4個師団)
    4個歩兵大隊、4個砲兵大隊、工兵中隊、偵察中隊
  5. 空挺師団(対米英戦用)(0個師団)
    10個空挺大隊、砲兵中隊、自動車化偵察中隊、工兵中隊、通信中隊

なお()内の師団数は対中華民国戦の終戦直後にあった師団数です。

これとは別に養成中の砲兵師団が11個師団、山岳師団が13個師団あります。

この時の砲兵師団は歩兵大隊が4個大隊しかいないため、指揮統制率が28.0と低めですので、主力にはなりません。

ドクトリンの研究を進めてもう少し指揮統制率が上がってから、ある程度の歩兵師団を砲兵師団に改編します。

上の師団編制を見れば分かる通り、私の頭の中には「対空砲」と「対戦車砲」がありません。

理由は簡単で対ソ戦からは、

  • 空の敵は重戦闘機に任せる
  • 装甲車は戦術爆撃機に任せる

と心の中で決めているからです(笑)

ソ連戦車の割合によっては、歩兵師団に対戦車砲支援中隊ぐらい組み入れることを考慮し、対戦車砲の生産はしますが、そこまで重視はしません。

 

対ソ戦における主力は、対中戦と同じく「歩兵師団」です。

ただし、冬がキツい。

冬がキツい。

冬がキツい。

そんなソ連ですので特殊部隊としての「山岳師団」を突破口として用意します。

極限環境訓練の研究が間に合えば良いとは思うのですが、まあ、1942年の技術ですから、対ソ戦の開戦には間に合いませんね。

終盤までには多少時代先行してでも間に合わせたいとは思いますが、まだこの時点では流動的。

砲兵師団で敵地を耕してから、山岳師団で突破し、歩兵師団が雪崩れ込む

というのが理想的な対ソ戦の在り方というものです(真顔)

対ソ戦のキモはこの3種類の師団をきちんと確保することです。

 

対中国戦(広西軍閥ほか)

心から欲しいのは広西軍閥(の工場が欲しい)だけなのですが、

上図のように

  • ソビエト連邦
  • モンゴル
  • 山西
  • 中国共産党
  • 西北三馬
  • 広西軍閥
  • 雲南

との全ての国境線に軍を配置します(必ず攻撃線まで設定するようにしましょう。でないと計画ボーナスが付きません)。

保険はいくらあっても良いものです(真剣)

広西軍閥と中国共産党にしか宣戦しないから、この2か国にだけ前線を引けば良いんだ、と思うと痛い目を見ますからね?(高難易度だと特に)

弱者はすぐに徒党を組みますから。

 

で、気になるのが二大国の動向です。

まずソビエトの方は高評価っぽいので、すぐさま攻め込んでくるようなことはないと考えています(対中戦やってるときにソ連とは政治力の許す限り「関係を改善」してきましたからね)

一方でアメリカ様には何も対策を取っていませんでしたので、

真っ赤っかーです。

戦争協力度もいつの間にか60%まで上がっていますので、今度はアメリカ様との関係を改善しておきます(ついでに政党支持の後押しも)。

 

話を戻して対中戦略ですが、広西軍閥に対して正当化を仕掛けます。

他の中国系勢力には、政治力が貯まり次第、ということになりますが、二番手は中国共産党です。

工場は裏切りませんから。

 

想定外なこともある

広西軍閥に宣戦を!と、思っていたのですが、

中国の征服に、雲南が指定されちゃいました。

239日以内に雲南…

多分、これ、他の中国系勢力全てを239日以内で征服しろってことですよね…

中華民国だけと思ってたんだけどなー。

 

と、いうような想定違いというのはたまによくあることです。

そんなときは臨機応変に作戦を変更しましょうね。

 

今回は、雲南から正当化し、宣戦します。

 

 

で。

更に想定外なことが。

中国でまとめられて、正当化が解除された…。

これでデバフ回避不可に…。

 

戦争しつつも内政重視で進めましょう

はっきり言って、中華民国以外の中国系勢力は全くもって貧相な軍しかもっていません。

逆にこちらが大量の軍隊を用意してもインフラが破綻して役に立たたないだけです(でも上述したようにしっかり国境線沿いに配置すること)。

各国に対する正当化にはかなりの時間がかかりますので、気持ち的には対ソ戦を見据えた内政重視で進めましょう。

大丈夫。

中華民国戦で勝つことができれば、もうあなたは脱HOI4入門者です。

 

1939年11月のうちに中華民国を降伏させ(宣戦してから1か月は経たないぐらい)、

 

1940年1月には中国共産党を降伏させ(宣戦してから1週間は経たないぐらい)、

 

 

 

 

つつも、以下の内政もしっかり進めましょう。

内政編 燃料対策

中国大陸を呑み込んだとしても、

上図のとおり、資源の観点からいうとあまりプラスになりません。

特に石油資源はゼロですので、

中国大陸を併合したからといって、対ソ戦で役立つだろうと思って、燃料を使う戦車系の生産はやめておきましょう。

 

もちろん現在絶賛生産中の重戦闘機や戦術爆撃機も燃料を使います。

どうして戦車ではなく、こちらにしたのかというと。

重戦闘機や戦術爆撃機は後方の空港から飛ばせるから、前線のインフラに負担をかけない

からです(燃料の問題は後述)。

まあ、だからそのためにも航続距離の長い重戦闘機であって、戦闘機は選択外なわけです。

まあ、だからそのためにも航続距離の長い戦術爆撃機であって、近接航空支援機は選択外なわけです。

 

とはいえ。

航空機は戦車よりも燃料を使います。

燃料の確保は最優先ですので、合成精製所の建設と、合成精製所関連の研究も、この対中戦の間に少しずつ(対米英戦に間に合えば良いので、大量にする必要はない)進めておきましょう。

ただ、戦車とは違って航空機は、必要なときに必要なだけ飛ばせば良いので、結果的に消費する燃料は大差無かったりするんですが(戦車も同じですけど、機甲師団だけに注目して管理するって、結構面倒。空軍ならF3キーやらLキーで一発で分かる)。

 

内政編 資源対策

資源貧乏の大日本帝国ですが、中国大陸を呑み込む頃には「資源開発の展望」ディシジョンがそこそこ実行できるはずです。

政治力も余るはず(正当化にしか使わないで良い)ですから、とりあえず全て実行しておきましょう。

 

資源関係は今は貿易で何とでもなっていますが、対米英戦に入ってしまうと、ほぼ貿易がストップします。

その時までに自前で資源を賄う必要が出てきます。

がんばりましょう。

 

内政編 レジスタンスは放置です

文官統治で、守備隊がそれなりに機能していれば、

占領直後は爆上がりしますが、そのうち減少していきますので、放置でOKです

25%を超えるところも出てくるのでヤバとか思ってより強圧な統治をしてしまいがちですが、放置で良いです。

迎合度が増えれば勝手に下がっていきます。

もちろんそれまでの間に軍事施設が破壊されまくるかもしれませんが、まあ、そもそもとして、元々は中国のものであって自分のものではありませんし。

 

内政編 建物の修理は最低優先度にしておきましょう

もう少し早く(上で)説明するべきでしたが、建物の修理は時間経過で修理されますから、放置です。

ですから、上図の建設画面のように、建物の修理は必ず最低優先度にしておきましょう。

いちいち民需工場を割り当てなくても勝手に修理されますので。

ですから、レジスタンスに破壊されようが何だろうが、基本、放置で良いんです。

 

 

対ソ戦を見据えて

さて、もう少しで中国大陸統一だ、というところで、対ソ戦を見据えておきましょう。

コミンテルン陣営(ソビエト連邦など)との国境線は、現在のところ

  • 満州国

としかありません。

つまり、満州国からソ連に攻め込むことになるのですが、果たしてこれは最善でしょうか?

なぜなら、ソ連の戦勝点は西側に集中しているからです。

少なくとも首都モスクワを落とさない限り、勝利は有り得ません。

 

もう一つ。

ソ連は寒いです。

ソ連は寒いです。

大事なことなので二度言いました(山岳師団を限界まで養成するのもこれが理由)。

 

どうせなら、あまり北進したくないわけです。

欲の順から、

  1. ルーマニア
  2. ブルガリア
  3. トルコ
  4. イラン
  5. アフガニスタン
  6. 新疆
  7. モンゴル(ただしコミンテルン陣営なので、モンゴルに宣戦イコールソ連に宣戦)

あたりからソ連に攻め込みたいと思うのは仕方がないことだとは思えませんか?(笑)

特にルーマニアまで行ければソ連なんてソッコーですよ(笑)

が、もちろん、それはさすがに無理筋(正当化した瞬間に連合かコミンテルン、枢軸陣営に加盟することで対策してくる)なので、そこまでは望みませんが。

新疆までは確保したいですよね(悪魔的発想)

 

オチ

新疆は中国共産党になりました。

宣戦したら、コミンテルン陣営に入られました。

なし崩し的にソ連と戦うことになりました。

あろうことかイギリスが共産主義化していました。

もちろん参戦してきました。

 

とりあえず民間人プレイなので、準備不足でも押して何とかなってしまう程度の難易度なんですが、これではプチ攻略になっていません。

 

キルレシオ的にはすこぶる善戦してますし、何より人的資源がまだ14M弱(無際限徴兵中)もあるので、負けることは無いんですが、完全に力押しなので…。

 

ほんと、もう、攻略じゃなくなった。

 

というわけで、これでおしまい!!(現実逃避)