おすすめ軍隊編制
基礎編
師団編制の基礎となる、大隊別のアレコレについてはこちらからご覧ください
HEARTS OF IRON IV 攻略情報 大隊別能力値データ
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生産コストについての基本的解説は以下のページをご覧ください
HEARTS OF IRON IV 攻略情報 生産コスト・軍需工場編
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なお、生産コストについては以下の条件を適用します
- 安定度 100.0% とする (工場出力 +20.00%)
- 分散工業Ⅰ~Ⅴを研究済につき、工場出力 +10.00%x5 = +50.00%
- 無際限徴兵により、工場出力 -10.00%
- 生産効率は 100.0% とする
- 以上より、1軍需工場あたりの工場出力を 7.20 と仮定した値で算定する
師団同士が戦ったらどの程度のダメージを追うのかを知りたい方はこちらからどうぞ。
HEARTS OF IRON IV 攻略情報 戦闘計算編
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総論
まず、戦争をするにあたっての理想としては、戦争をせずに問題を解決することなのですが、それではゲームにならない(笑)ので、あくまでゲームを快適にストレスなくプレイするための理想、という但し書きを始めに述べておきます(汗)
ワンサイドゲーム、つまり反撃してこない敵を優先して叩きたい
反撃されない環境を整えてから戦端を開きましょう、ということです。
陸軍は海軍を攻撃できないが、海軍は陸軍を攻撃できる
- 陸軍と海軍は基本的に戦場が異なるのでいつでもというわけではありませんが、海軍は艦砲射撃(海軍『上陸支援』)によって味方陸軍(正確には敵師団の対人対戦車攻撃力及び防御に対してデバフをかける)に対する支援が可能です。
- 任務名は上陸支援となっていますが、上陸時だけではなく、海に面したプロヴィデンス(陸地)であれば、全て有効ですので、制海権を取っているのであれば有効活用したいところです。
陸軍は空軍を攻撃しづらいが、空軍は陸軍を攻撃できる
- 対空砲を持っていれば反撃されてしまうので完全ではありませんが、それでも圧倒的に陸と空なら空軍側が有利です。
- 何しろ陸軍と空軍であればスピードが違うわけなので、命中や回避で圧倒的な差になります。
- 敵陸軍は、基本的に空軍爆撃機によって殲滅させるべきです。
- とはいえ、砲兵の生産コストと爆撃機の生産コストを天秤にかけると、砲兵の方がかなり安上がりなので、あくまで理想です。
- ここでは反対に、対空砲で航空機を撃ち落とすことは効率が悪いと覚えておけばオッケーです。
- あくまでもハランスメント攻撃(嫌がらせ) or 敵軍に爆撃機がいない(なら反撃されないから陸軍有利になる)とき用に、対空砲はアリですよということです
海軍は空軍を攻撃しづらいが、空軍は海軍を攻撃できる
- 対空砲などを敵軍艦が持っていれば反撃されてしまうので完全ではありませんが、それでも圧倒的に海と空なら空軍側が有利です。
- 何しろ海軍と空軍であればスピードが違うわけなので、命中や回避で圧倒的な差になります。
- 敵海軍は、基本的に空軍爆撃機によって殲滅させるべきです。
- しかも、軍艦の生産コストと爆撃機の生産コストを天秤にかけても、爆撃機の生産コストの方が安上がり(= より短期間のうちに揃えられる)になるので、反撃のリスクを踏まえてなお、空軍が有利です。
- ここでは更に、軍艦で航空機を撃ち落とすことは効率が悪いと覚えておきましょう。
- 空軍爆撃機の主力は、敵海軍…の中でも反撃を受けず、かつ、敵兵站に致命的なダメージを与えられる輸送船を集中的に狙うべきです。
兵站を重視すること
- 兵站が無いということは、損耗しても武器や兵員の補充が無いことを意味します。
- つまり、敵側の兵站を途絶させれば、勝ちも同然。
- 人もいなければ武器もない敵は、反撃しようにも反撃できない状態に陥るからです。
- ゲームの中ではあまり意識することはありませんが、ヒトとモノなら、優先すべきはモノ(武器)です。
- 武器の無い兵士なんて、そりゃあ、ねえ…。
- 前線は崩壊し、後方は負傷者で溢れ返らせることができますからねえ…。
実務(ゲーム)面においては、
- もし敵国が海洋国家(島国)であれば、輸送船を集中的に狙いましょう。
- で、上と併せて考えると、それは爆撃機の仕事であって、潜水艦の仕事ではありません。
- 潜水艦がやられるリスクと、爆撃機のやられるリスクでは、前者の方が重いからです。
- また、もし敵国が陸軍国家であれば、同じく爆撃機でインフラを狙いましょう。
- んで、輸送船やインフラを攻撃している間は、こちらは消極的に戦いましょう。
- 具体的には、相手から攻撃してくれるようなら、相手の補給線が崩壊するまで、こちらは塹壕戦で耐え忍びましょう。
- してくれないなら、前線に貼りつかせた師団の一部をわざと後退させてでも、敵からの攻撃を誘引させましょう。
- で、敵の攻勢が限界点に達した(敵の指揮統制率が下がっている上に補給不足による損耗が祟った)ところで反転攻勢に転じれば、そりゃあ、もう、面白いぐらい前進できますよ??
包囲殲滅を基本とすること
- 敵を包囲して殲滅できそうなら、そうすべきです。
- また、こちら側に機動師団(スピードの速い師団)があるならば、それで敵の支配しているプロヴィデンスを上塗りしても良いです。
- 戦わずに追い越し殲滅できます。
- 仮に戦闘が発生しても、包囲されると包囲された側に相当のペナルティが発生し、しかも補給を断つことができますので、超の付くほど有利に戦闘を進めることができます。
- 敵が手ごわければ、包囲後しばらく放置するのもアリです(補給途絶による損耗狙い)。
- ただ、包囲殲滅は下手をするとこちらが反包囲されるリスクがありますので、トライするときは集中しましょう(一つの戦線に集中できるよう、複数の戦線を持たないようにしましょう)。
敵国の情報画面をたまには見ること
- 敵が武器を持っていなければ or 敵兵がいなければ反撃されないわけです。
- つまり、敵国の情報画面(人的資源があといくらぐらい残っているのか?など)を時々は見て、それを全力攻勢のタイミングの判断材料にしましょう。
- 時間の制約さえなければ、ぶっちゃけ、敵の装備を損耗しきる or 敵の人的資源を0にするまでは、ダラダラ戦えるようならばダラダラ戦う方が実は被害は少ないのです(弱小国はとれない戦法ですね)。
- 弱小国であれば、ワンチャン狙いで、政治力の全てを外交に割り振っても良いかもしれません。
- クーデター画策とか、支持政党の後押しとか、義勇軍の派兵とか、関係を改善とか…。
後方を軽んじないこと
歩兵装備だけは切らさないこと
- 軍の主役は歩兵です(爆撃機でも戦艦でも砲兵でもない!)。
- 歩兵がいなければ占領できないからです。
- その上で大事なことは、歩兵装備だけは切らさないようにしましょうということです。
- 素手で敵兵と戦いたくはないはずですから。
- 歩兵装備は、充足数と同じかそれ以上の余剰数があっても全く無駄ではありません。
- 歩兵装備を一度切らせれば、戦争が終わるまで二度と期待するような戦果は挙げられなくなります。
- よって、戦争はちゃんと下準備ができてからにしましょう!
補給不足にならないように調整しましょう
- 基本的に、補給不足になるぐらいなら、貼りつかせる師団数または航空機数を減らすべきです。
- できないなら、インフラを増やすか、軍港を増やすか、補給中隊を組み込むかして補給不足の解消に努めるべきです。
- ただ、最終戦の場合は別ですよ?補給無視でも勝利を掴み取れば良いと思いますが、それは最後の一戦に限るべき…ではあるのですが、ぶっちゃけ補給無視すると最悪-33%の戦闘デバフが付くので、最終戦でもオススメはしませんねえ…
陸軍の運用法
陸軍は主力であり、歩兵は主役
- であることを忘れないようにしましょう。
- 先ほども述べましたが、空軍や海軍に都市は占領できないのです。
- よってどんな国でプレイするにしろ、あくまで最重視すべきは陸軍です。
- 主力(打撃力として期待できるの)は、その中でも砲兵系になるわけですが、主役(最も多く編制する大隊)はあくまでも歩兵です。
- 師団編制は簡単にしましょう。
- 万能師団を編制したい気持ちは分かるのですが、十中八九、器用貧乏になるだけです。
- 師団編制は特化させた方が活きます。
歩兵師団編制
- 第一に整備、充足させるべきは歩兵師団です。
- で、歩兵師団の役割は戦線の維持です。
- 打撃や衝撃ではないのです。
- 打撃は砲兵系、衝撃は機甲系が担います。
- よって、歩兵師団に求められるのは、とにかく指揮統制力(継戦能力)と防御力(簡単には戦線を後退しないこと)の高さになります。
オススメ編制は、
です(人的資源が危ういようであればプラス野戦病院)。
- 歩兵師団に求められる役割は、戦線の維持であって、指揮統制の高さです。
- 指揮統制は平均値で決まるので、戦闘正面幅は比較的自由です。
- ただ、戦闘正面幅が40あれば耐久力は500、防御は800以上になるので、まず敵攻勢によって戦線が崩壊することはなくなります(長期戦になれば歩兵装備の損耗が凄いことになるので、十分な余剰在庫を抱えておくことが条件)。
- もちろんその分『物資消費量』が増えるので、インフラは悪いのに戦線は長くなるような敵地(だとインフラを増築できないので)だと、戦闘正面幅20前後で作って展開するのもアリです。
- だから、戦闘正面幅に関しては比較的自由です。
- 支援中隊が多ければ多いほど指揮統制は下がるので、本当は支援中隊なしが望ましいです。
- 守勢のときの塹壕戦に有利になるので工兵中隊をオススメに挙げただけですから、プレイヤーさんの性格によっては(攻勢主体の人には)不要です。
- 一度広げた戦線を後退させないための歩兵師団なので、打撃と衝撃は他の師団で賄えば良いのです。
- というか、この編制であれば比較的苦労せずに100個師団単位で養成できるでしょ?
- 結局のところ数の戦いになるので、とにかく大量の装備をいち早く揃えられる編制であることが勝利の大前提になるんですよね。
- 弱小国であればこの歩兵師団オンリーになるでしょう。
砲兵師団編制
- 第二に整備、充足させるべきは砲兵師団です。
- で、砲兵師団の役割は敵人的資源の損耗です。
- 砲兵師団はとにかく対人攻撃力が求められますので、
オススメ編制は、
です(場合によっては砲兵大隊の割合がもう少し高くても良いかな)。
- 砲兵は反撃力です。
- 戦線の維持は歩兵師団に任せて、砲兵師団は単純純粋に敵の人的資源を損耗させることに集中しましょう。
- ですので、当然ながら、敵の歩兵師団にぶつけることを前提に考えましょう。
- 対ソ連や対中、対日であれば戦車系はあまり出てきませんから何も考える必要はありませんが、対米対ドイツなら、注意しましょう。
- 砲兵師団に対戦車中隊を組み込んだところで、対米対ドイツ相手には荷が重いので、戦わせないのが吉です。
- というわけで、間違っても機甲師団や機械化歩兵師団にぶつけないように。
- 作戦としては歩兵師団が構築した塹壕で守られつつ、敵軍が侵攻を一旦止めて指揮統制の回復を待っている瞬間に砲兵師団による反撃を加えれれば、それはもう、愉快痛快快進撃となります(笑)
- ただし、指揮統制や突破力があるわけではありませんので、進み続けることはできません。
- あくまで、反転攻勢の爆発力として期待します。
- 人的資源をゴリゴリ削るということは、敵の歩兵装備もゴリゴリ削るということで、最終的に敵軍の充足不足を招きます。
- 人的資源や充足率が不足するようになれば、あとは歩兵師団(数でものを言わせる戦い方)でも戦えます。
機甲師団編制
- 最後に整備させるべきは機甲師団です。
- 機甲師団の役割は戦線の拡大です。
- とにかく突破、突破、突破!
オススメ編制は、
です(上図は1:1です)。
- 戦線の拡大を期待するのであって速攻である必要はなく、重戦車大隊のお供は歩兵大隊で十分です。
- というのも、速攻で前線を拡大したところで、歩兵師団がついてこれません。
- 歩兵師団がついてこれなければ、確保した前線は脆弱な前線だということです。
- 速攻によって敵国が降伏を宣言するような重大事であれば話は別ですが、ぶっちゃけそんな切迫した事態にならずとも悠々と敵を粉砕した方がプレイヤーの操作量が減りますから、ラクですよ。
- というわけで、わざわざ自動車化歩兵大隊を供回りにする必要はないと考えます。
- ただし、戦車を運用する以上地形によって速度にデバフがかかりますので、自動車化偵察支援中隊を組み込むのはアリです。
- 別に組み込まなくても支障はないので、お好きにどうぞ、という程度のオススメレベルですが。
- 一方で補給中隊はほぼ必須です。
- 機甲師団に求められる役割は突破であって戦線の拡大なわけですから、敵地奥深くまで進む場合もあるわけです。
- ただでさえ燃料ドカ食いの機甲師団なわけですから、敵地でも補給が何とかなるようにするべく、補給中隊を組み込むのは確定事項的扱いになってしまいます。
- ちなみに中戦車だと突破力が下がります。
- 戦闘正面幅40の歩兵師団は防御が800以上なわけですから、本当は突破は1000以上欲しいところです。
- 重戦車大隊15:歩兵大隊5ならば突破が1200を超えてきますので、戦闘正面幅40の歩兵師団が立ちふさがっても悠々と突破できるはずです。
- 指揮統制が下がるため短期決戦型になりますが、そもそも機甲師団は燃料バカ食いなので短期決戦で良いのです(補給中隊を入れても酷い消費量)。
- ある程度突破したら砲兵師団&歩兵師団と交代して戦線を強固なものにし、機甲師団は後方に戻って次の突破を楽しみにしていれば良いのです。
更にその後の師団編制
- 『歩兵師団』『砲兵師団』『機甲師団』が整ったら、複製した上で中身を少しずつ変えましょう。
- 砲兵の上位種がロケット砲兵なのですが、ロケット砲兵は最初は弱っちいです。
- が、研究を最後まですれば化けます。特に自動車化ロケット砲兵が化けます。
- ですので、砲兵師団が受け持っていた役割の一部を、ロケット砲兵師団や自動車化ロケット砲兵師団に移しても良いと思います。
- …最後まで研究しきるつもりがあれば、の話ですよ?
- そうでなければロケット砲は捨てましょう。
- また、機甲師団の一部を、歩兵大隊から自動車化歩兵師団や機械化歩兵師団に置き換えるのもアリです(全部はやめておいた方が良い)。
- 大国(かつ工場の整う中盤以降)であれば、砲兵師団と機甲師団を融合させた機甲化自走砲師団(重戦車1:重自走砲1:歩兵1の割合か、より歩兵を少なくするか)もアリです。
- ただし自走砲は重いほど効率が良いので、運用するならば重自走砲です。
- 重戦車の突破力に重自走砲の対人攻撃力が合わさることは凶悪というほかなく、しかも装甲化されているわけですから、歩兵師団如きでは太刀打ちできない存在となるでしょう。
- ただ、その場合であっても、指揮統制の問題から歩兵師団を別途大量に用意しなければ、自走砲師団が拡げた戦線を維持できなくなってしまいます。
- …まあ、機甲化自走砲師団であれば敵の人的被害も恐ろしいことになっているでしょうから、敵側とて前線を維持できたものではないでしょうが…。
空軍の運用法
空軍は支援職
- 陸軍は陸地だけ、海軍は海だけということを考えると、空軍は戦場を選ばない点において万能です。
- 万能なので陸軍の次に優遇したいところですね!(単純に私は海軍が嫌いなのだ!)
- ただし、あくまでも戦場を限定しないという意味において万能という言葉を用いただけで、性能的には決して優秀ではありません。
- よって支援職という立ち位置になります。
対艦用に戦術爆撃機の運用
- 陸軍のことは陸軍が相手をしますし、空軍のことは戦闘機が相手をし、海軍のことは戦術爆撃機に相手をさせた方がお得です。
- はっきり言ってバカスカ撃沈してくれます(輸送船を含める。潜水艦を除く)。
- 『戦術爆撃機Ⅲ』の生産コストは41.00なので、1000機編制して41000
- 敵もバカじゃないので、爆撃機を落とすためにその空域に戦闘機を持ってきます。
- 制空権を取るために『重戦闘機Ⅲ』の生産コストは32.00なので、1000機編制して32000
- 合計73000の生産コストを負担すれば、1海域をほぼ無敵状態で制圧し続けることができます(敵が英国とかだと1海域に3000機ぐらいの戦闘機を寄越したりしますが、そんな海域は1つが山なので、そこは諦めて、他の海域で無双すれば良いんです)
- なお、1944型戦艦の生産コストが16970.25であり戦艦4隻分に相当するわけですが、そもそも論として造船所の基礎出力は2.5(常時生産効率100%)、軍需工場の基礎出力は4.5(ただし生産効率の概念がある)という違いがあるので、実際は戦艦2隻分といったところでしょうか。
- 良いですか?戦艦2隻と、航空機2000機がほぼ等価ですよ?!
- 軍艦は海だけですけど、航空機なら陸上支援だって戦略爆撃だって出来るんです。
- 使い勝手が圧倒的に違います。
- 理由はまだあります。
- 戦艦 vs 戦艦なら、双方にダメージを負います。
- 戦艦 vs 爆撃機なら、ぶっちゃけ戦艦側しかダメージを負いません。
- もちろん対空砲によって何機かは撃墜されるでしょうが、所詮何機かです。
- 1000機単位で運用すれば何機かの犠牲で戦艦(に限らず潜水艦以外なら何でも)1隻沈めることができます。
- レーダー基地と併せれば、その海域はあなたのものですよ。
- そんなに大量運用して、燃料問題は大丈夫なのかって?
- だから、対英対米戦を本気でやるなら、その前に最低でも大東亜と枢軸、コミンテルンは手中に収める必要があります。
- 日本プレイならドイツまで、ドイツプレイなら日本までは併合しておきましょう。
- ただそれでもなお足りないので、有り余る民需工場を燃料合成所の建設に充てる必要があります。
- 逆に言えば燃料合成所を建設して、空軍の燃料問題が解決できる頃合いになれば、機甲師団もガンガン養成すればよろしいと思います。
※ 1000機単位と述べましたが、敵海軍がそこまで存在しないであろう海域や、敵輸送船しか通らないよねというような海域なら250機単位でも500機単位でも良いと思います。
制空権を得るために重戦闘機の運用
- 戦術爆撃機や陸軍が効率的に働くためには、制空権を取る必要があります。
- 制空権を得るためには重戦闘機をお勧めします。
- 重戦闘機は航続距離が長いため、前線に負荷をかけない利点があります。
- つまり、インフラの整った後方から出撃できるというわけですね!
- 戦闘機Ⅲは1200km、重戦闘機Ⅲは3000kmなので、この違いは圧倒的という他ありません。
- 同じ理由で、近接航空支援機や対艦攻撃機よりは戦術爆撃機となります。
- 航続距離が大事なので、派生型の作成は「信頼性」と「航続距離」に使われることになります。
海軍の運用法
- 海軍なんて要りません。
- 上陸作戦を取るためには制海権を得る必要があるのだから、海軍要るじゃん。
- 戦術爆撃機で敵海軍を海域から一掃すれば、駆逐艦やら潜水艦が数隻あれば事足ります。
- つまり、初期海軍力で十分!(割と本気)
- 艦砲射撃による陸軍支援が期待できるので、初期海軍力を全て解体しろ、とまでは言いません。
- でもね、それ以上要らないんですよ。
- 海軍国家であるイギリス、アメリカを除いて、本当に海軍は要らない。
- なぜなら、どうあがいたって、海軍対海軍でいえば、イギリスやアメリカに敵わないから。
例えば、1947年時点のイギリス軍はどの程度の戦力を有しているのかというと、
- 210x師団(戦闘正面幅20の歩兵師団がメイン)
- 15x空母、12x戦艦、28x巡洋戦艦
- 16x重巡、46x軽巡、191x駆逐、5x潜水艦
- 5000x近接航空支援機
- 25000x戦闘機
- 3000x対艦攻撃機
- 1000x戦術爆撃機
- 2800x戦略爆撃機
ぐらいです。
これだけ見ると「え?空軍凶悪やん」て思うじゃないですか。
でも違うのですよ。
- AIが1空域に注ぎ込む戦闘機はせいぜい3000機ぐらいです
- だからこちらは1空域に4000機程度の重戦闘機を展開できる程度の空軍力さえ有していれば、何とかなってしまいます
- そう考えれば、こちらもイギリスを相手にするなら7~8000機の重戦闘機と3000機程度の戦術爆撃機は欲しいところです。
- でも、それだけ揃えれば、海軍を捨てても、敵海軍(イギリス海軍)は潜水艦を除き殲滅できます。
- 敵輸送船も全滅させた後、悠々と戦術爆撃機のうち半数でもイギリス本島に送り込んで戦略爆撃を仕掛け(残り半数の戦術爆撃機は海軍攻撃を続行)、ゆっくり時間経過させた後に上陸作戦を展開(の段階で戦略爆撃中の戦術爆撃機は地上支援に任務変更)すれば、あっという間に片付きます。
- ま、問題はイギリスは大抵アメリカとセットになっていますので、要求される空軍機も上の倍、つまりトータル2万機ぐらい用意しないと勝利するまでの時間が長くなってしまうということでしょうか。
- 1万機ぐらいで米英どちらも敵に回すと、敵海軍を全滅させるまでかなり時間を要する感覚ですね。
建設について
- 軍隊編制とはちょっと違いますが、建設も軍事にはとても大事な項目なので。
- 基本的に、ひたすら軍需工場の建設です。
- 足りない民需工場は併合して奪いましょう()
- ただし、建設日数はインフラが整っているほど短縮されます。
- ですので、インフラレベルが1とか、そんな辺境にまで軍需工場を建てるのは愚策です。
- インフラレベルの高いところから軍需工場を建設しましょう。
- で、ある程度建設が済んだら、インフラレベルの低いところにインフラを敷設し、またそこに軍需工場を建てていく、というサイクルになります。
- 建設可能な建物の数が1のプロヴィデンス(陸地)とかはインフラレベルをあげても割に合いませんから放置です。
- 次に、燃料問題はアメリカでプレイでもしない限り、最後まで解決しないと思った方がよろしいです。
- 民需工場を十分に増やしたら、燃料合成所を建設することで対応しましょう。
- ですから、燃料合成所を建設するまでは、機甲師団やら自動車化師団やらの養成は控えた方がよろしいです。
- 少しぐらいならむしろあった方が戦局を変える駒が増えて良いのですが、少しぐらいのためにわざわざ研究枠や陸軍経験値を使うのかと思うともったいない気持ちもあるので、養成は中盤以降が個人的にはオススメ。
- それまでは燃料は全て空軍へ!
- もちろん燃料確保のために石油国である中東諸国に挑んでもアリですが、世界征服を目論むとするならば、時間がないはずです(正当化に時間がかかる)。
- ユーラシア大陸をある程度征服できたら、とっとと連合国に勝負を挑まなければならなくなるでしょう。
- ただ、連合国に勝負を挑む前に、空港の整備と空港に対する兵站の確保だけはきっちり済ませておきましょう。
- あとは空港から出撃した戦術爆撃機(と護衛の重戦闘機)をあらゆる海域(特に輸送船のいそうな海域)に配置して、軒並み敵軍船及び輸送船を撃沈させてくれ終わるのを待つのが基本スタイル、になります。
- とにかく英国と米国は船を使ってしかユーラシア大陸や日本列島に入れませんから(イギリスなら輸送機でもいけますが、ぶっちゃけ落下傘部隊は弱いので終盤戦にもなれば容易に対応できるはず)、とにかく輸送船を撃沈しまくれば、イコール敵陸軍の戦力も減るのです。