サティスファクトリー攻略情報 電力編
電力事情について考える
Satisfactoryというゲームは、電力の概念があります。
主な発電方法(()内は主な燃料)は、
- バイオマス・バーナー(バイオマス燃料)
- 石炭発電機(石炭 or 圧縮石炭)
- 燃料式発電機(燃料 or ターボ燃料)
- 原子力発電所(ウラン燃料棒 or プルトニウム燃料棒)
の4つ。
残念なことに、風力発電といったクリーンな発電方法はない(笑)
#4アップデートにより、全ての発電は全力運転をする(バイオマスは除く、だったはず)ようになりましたので、消費電力を上回る電力を生産することは、そのまま資源の無駄遣いになってしまいます。
序盤編
序盤は、一刻も早いバイオマス・バーナーからの脱却を目指しましょう。
そもそもバイオマス・バーナーは30MW(HUB備え付けは2x20MW)の発電力を有しています。
30MWがどの程度かというと、序盤にしてはそこそこの発電力がある(例えば製作機の消費電力は1機当たり4MW)といえます。
しかも、有機物なら何でも燃やせます。
木や葉っぱ、異星生物甲殻とか、菌糸とか。
あるいはこれらを加工して作った『バイオマス』や『固体バイオ燃料』とか。
当面の目標は、固体バイオ燃料(Tier2で解放)まで加工した上で燃やすことになるでしょう。
が。
残念過ぎることに、この発電機は、コンベア・ベルト搬入口がありません。
つまり、燃料はプレイヤーが直接投入しなければなりません。
言い換えると、発電を自動化できないってことです。
しかも、燃料となる有機物は、自動で採取できません。
つまり、燃料もプレイヤーが探し回って確保しなければなりません。
以上のとおり、自動化とは真逆をいく発電システムなため、バイオマス発電からの脱却が急務といえます。
逆にいえば、バイオマス発電から脱却できれば、序盤は終わったも同然ですが。
意外と終盤でも出番はある
主力ではなくなるのですが、終盤でも活躍の場はあります。
具体的にいうと、
墜落現場で。
こいつのハッチを開けてハードドライブを回収する際に、電力が必要となる場合が多々あるのです。
もちろんマップ全体に遍く電柱を設置すればそれが最良なのですが、ぶっちゃけそれは無理に近いことなので、現場で発電する必要があります。
バイオマス発電であればお手軽に発電できますので、ハードドライブを回収しに世界を周る際には、バイオマス・バーナーの建材と、固体バイオ燃料はインベントリに用意してから行きましょう。
中盤編
それでは、バイオマス発電の次は何かというと、Tier3で解放される石炭発電になります。
石炭発電は、発電量が75MWであり、水を45m^3/分を消費し、石炭または圧縮石炭を燃焼させることで発電します。
石炭と水の搬入口がありますので、これ以降の発電システムは、全て自動化が可能です。
で、問題は、こいつが最後まで使える発電機か、ということなのですが、残念ながら最後までは使えません。
単純に発電力が不足するからです。
というのも、製作機ぐらいなら4MWの消費電力で済みますが、製造機(搬入口が4つのやつ)だと1機で55MWもの消費電力が発生します。
結構ね、厳しいんですよ。
製造機はTier5(産業用製造工程)で解放されますので、だいたいTier5に入った頃からは石油発電へのシフトを心に留めておき、Tier6までの研究を全て終わったあたりから、本格的にシフトするのがよろしいかと思います。
石炭発電機による現実的な発電量について
- Tier3(石炭発電)で解放されるパイプラインMk.1の流量は300m^3/分
- Tier4(先進的な鋼鉄生産)で解放される採鉱機Mk.2
- 石炭を1個燃焼した場合、75MWの発電が4秒間だけ持続する(300MJ/個)
- 石炭発電機1機につき、水の消費は45m^3/分
- 採鉱機Mk.2で石炭(普通)を掘削した場合、120/分の石炭が得られる(Mk.1なら60/分)
- コンベア・ベルトMk.2で120/分の輸送速度が得られる(中盤だとMk.3まで行けるはず)
という情報を加味して考えれば、
- 1本のパイプラインMk.1では、石炭発電機6.6機(現実的には6機)が賄える
- 1機の採鉱機Mk.2(普通)では、石炭発電機8機が賄える
という結論が出せるので、単純な石炭発電システムを構築した場合、450MWあたりが一つの目安になります。
通常は、石炭の鉱床は近場に2つか3つぐらいあるはずですから、240/分ぐらいは得られるはずです。
パイプラインも2段か3段重ねにすれば、1200MWぐらいまでなら石炭発電だけでも頑張れるかと思います。
1200MWというと物凄いと思うかもしれませんが、開発が進めば、あっという間に消費し尽くしてしまいますし、パイプラインも何段も重ねるなど、いろいろ構築するのが面倒になりますから、それだけの労力を出せるなら、いっそのこと次の石油発電にシフトした方が良いと思います。
労力的に考えるならば、石炭鉱床1つにつき単純な石炭発電システムを1つ用意し、それを3組ぐらい作ったあたりには、…つまり、最大でも1350MWになるまでには、石油発電に移行した方が良いのかなーというのが、私見です。
それ以上は、労力に対する発電量が見合わなくなる気がします。
あと、石炭を圧縮石炭にする手ですが、そんなことに労力を使うぐらいなら、石油発電に移行しましょう。
硫黄という貴重な資源を使ってまで圧縮石炭を用意する必要はありません。
圧縮石炭は、終盤、ターボ燃料を作るときで良いと思います。
終盤編
Tier5で石油精製に手を出し、Tier6(拡張電力インフラ)でいよいよ『燃料式発電機』が解放されます。
これは今のところ最後まで使える発電システムですので、最後までお世話になります。
燃料式発電機は、発電量が150MWであり、燃料またはターボ燃料を燃焼させることで発電します。
ターボ燃料はハードドライブを回収して当たりを引く必要があります(笑)ので、まずは通常の燃料で発電システムを構築する必要があります。
ただ、最終的にはターボ燃料にシフトする必要があります。
というのも、
開拓が進むと、あっという間に15,000MWぐらいの消費電力にはなるからです(汗)
ターボ燃料なら、燃料式発電機1基あたり4.5m^3/分の消費量で抑えることができます。
パイプラインMk.2なら1本で133機の燃料式発電機をカバーすることができる、という意味です。
通常の燃料だと、パイプライン網の構築が面倒になるのは、分かって頂けるかと思います。
最終盤編
Tier8で、いよいよ原子力発電所が解禁されます。
ただ、最初にぶっちゃけると、
かなり入念な準備と相当な手間が必要になりますので、本当にエンドコンテンツ(最後に手を出すべきもの)です
まず、発電量は1機あたり2,500MWです。
すごいですね(棒)
ただ、これとは引き換えに、いろいろなものを要求します(汗)
まず一つ目。
それは、放射線を気にしなければならないということ。
化学防護服が必須です。
で、問題なのは、胴体に装備できるのは1種類までですので、化学防護服を装着すると、例えばブレードランナーズといった他の有用装備品が装着できなくなるということ。
はしご、ハイパーチューブ、ジャンプパッドなどを駆使しましょう♪
二つ目。
ウラン廃棄物はプルトニウム燃料棒まで加工しなければ、廃棄する手段がないこと。
個人的にはプルトニウム燃料棒、Tier8(粒子濃縮)のマイルストーンまで達成してから手を出すことを強くオススメします。
ちなみに。
プルトニウム燃料棒はかなり優秀ですが、こいつを原子力発電所に突っ込んではいけません。
得られるプルトニウム廃棄物に、廃棄する手段がないからです(#4現在)。
というわけで、プルトニウム燃料棒まで加工したら、そのままAWESOMEシンクに沈めましょう♪
実際の運用について(私の場合)
Tier8まで研究しきってる方にしか参考にならないと思いますが…(汗)
私の場合だと、主力は燃料式発電機、補助が原子力発電所、万が一の保険用に蓄電装置を整備しています。
燃料式発電システム
下の原子力の方は細かく数値まで記載しましたが、燃料式発電に関しては原料となる石油なんて大量に確保できるはずですから、記載は省略しています。
以下、ラインの内容。
- 精製施設で原油を廃重油に加工
- 混合機で廃重油を燃料に加工(代替:希釈燃料)
- 精製施設で燃料をターボ燃料に加工
たったの3ステップ。
何とお手軽な!(原子力発電を構築した後なら共感してくださるはず…)
仮に、原油(パイプラインMk.2の輸送限界である)600/分を用意できた場合、燃料換算で1600/分、ターボ燃料換算で1333/分ですから、ターボ燃料なら燃料式発電機296基(44,444MW)をカバーできます。
まあ、もっとも、ターボ燃料にするには圧縮石炭が必要になります。
上の量であれば1066/分が必要になりますので、原油を用意するより、圧縮石炭(石炭と硫黄をそれぞれ1066/分)を用意する方が難しいと思います。
というわけで、圧縮石炭の生産限界(単純に考えるならコンベア・ベルトMk.5の輸送限界である780/分あたりかな?)までターボ燃料を生産したら、残りは燃料のまま燃料式発電機に投入する、という形になろうかと思います。
また、圧縮石炭は組立機1つにつき25/分しか生産できないので、そういう意味では圧縮石炭を用意するのは面倒だと思います。
なお、燃料式発電システムの拠点は、
このあたりですね。
この近くには原油、石炭、硫黄、水が揃っているので(とはいえ硫黄なんかkm単位で離れていますので、中盤のうちからターボ燃料による発電を目論むのは厳しいかなぁと思います)。
原子力発電システム
放射線が怖いので、原子力発電システムは全てかなりの高高度上に設置しています。
…というのは半分嘘で、ウラン鉱脈がかなりの高高度上にあったため、近場に加工ラインを設置しただけなんですけどね。
以下、ラインの内容。なお、数値は計算上のものです。
- ウラン鉱脈(低純度)に、採鉱機Mk.3をぶっ刺して、パワー・シャードを3本投入し、クロックスピードを250%にして、ようやく300/分(-130MW)
ウラン: 300/分 - 混合機でウラン(50/分)を被覆型ウラン・セル(25/分)に加工(-75MWx6=-450MW)
被覆型ウラン・セル: 150/分 - 製造機で被覆型ウラン・セル(20/分)をウラン燃料棒(0.4/分)に加工(-55MWx5.5≒-330MW)
ウラン燃料棒: 3/分 - 原子力発電所でウラン燃料棒(0.2/分)をウラン廃棄物(10/分)に加工(+2500MWx15=+37500MW)
ウラン廃棄物: 150/分 - 混合機でウラン廃棄物(25/分)を非分裂性ウラン(100/分)に加工(-75MWx3=-225MW)
非分裂性ウラン: 300/分
ウラン廃棄物: 75/分は余る - 粒子加速器でウラン廃棄物(25/分)と非分裂性ウラン(100/分)をプルトニウム・ペレット(30/分)に加工(平均-500MWx3=-1500MW)
プルトニウム・ペレット: 90/分 - 組立機でプルトニウム・ペレット(10/分)を被覆型プルトニウム・セル(5/分)に加工(-15MWx9=-135MW)
被覆型プルトニウム・セル: 45/分 - 組立機で被覆型プルトニウム・セル(10/分)をプルトニウム燃料棒(0.5/分)に加工(-15MWx4.5≒-75MW)
プルトニウム燃料棒: 2.25/分 - プルトニウム燃料棒は、AWESOMEシンクへ♪
電力収支は、+34,655MWになります。
低純度のウラン鉱床が一つあれば、34,000MWぐらいの電力は安定的に生産できる、ということですね。
プルトニウム廃棄物の廃棄ができるようになれば、電力収支は更に向上するでしょうから、今後のバージョンアップに期待したいところですが、…そこまでの電力って要るか?という深刻な疑念が(笑)
なお、原子力発電システムの拠点は、
このあたりですね。
ただ、原子力発電には必要な資材がちょっと多いので、放射線の出ない部材に関しては本拠地(軌道エレベーター周辺)で生産して、それを拠点まで運んでいます。
具体的には、
- 硫酸
- 硝酸
- 電磁制御棒
- コンクリート
- コンクリート被覆鋼梁
- 圧力変換キューブ
を、コンベア・ベルトMk.5とパイプラインMk.2で延々と運んでおります…(滝汗)
これの敷設が一番面倒だった(ドローン使えよ…)
蓄電装置群
電力の需給管理と燃料の管理さえバッチリ完璧にしておけば、無用の長物なんです…。
資源は無限で枯渇しないため、無用の長物なんですけどね…。
保険です、保険(汗)
蓄電容量は100MWhで、充電速度も100MWhですから、余剰電力が100MW以上あれば、きっちり1時間かけて充電します。
で、放電速度に制限はないため、完全な電源喪失に陥ったとしても、蓄電容量が消費電力を越えていれば、即座にブレーカーが落ちるということはありません。
上図の例でいえば、消費電力が14,972.9MWで、記載外ですが、蓄電容量は7,800MWhありますから、仮に全電源喪失といった状態に陥ったとしても、30分ほどは持つわけで、その間に処置すれば宜しいわけですね。
また、私の場合だと、発電系統を2系統(原子力と燃料式)持っているわけですから、そもそも論として全ての電源が喪失するといった事態にも、まずならないのですが。