REBEL 1100 12ヶ月点検 [7,529km]

REBEL 1100
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実施日など

ゆっくり点検したかったので、複数日に分散しています

  • 納車日: 2022/10/24
  • 点検日: 2023/09/25~28
    (1回目の12か月点検)
  • 走行距離: 7,529km (2023/09/25 時点)
  • 自己点検 (お店に頼むお金がない)

費用

計: 0円

留意事項

  • 点検項目は基本的にメンテナンスノートに従っていますが、していないのもあります
  • エアクリーナエレメントはビスカス式につき点検不要など、当バイクに不要なものは省略
  • 点検方法は https://www.honda.co.jp/maintenance-motor/month12/month12.html 及びサービスマニュアルを参考にしてください

結果(私見)

  • 問題なし
  • プラグが汚れすぎだとかいろいろ思うところはありますが、乗り方の問題なので仕方なし
  • なお、約3,000km走行時と約7,000km走行時の平均燃費にほぼ変化がないことから、気にするような劣化はないと判断します
    (3,409km走行時点の平均燃費20.11km/L; 7,308km走行時点の平均燃費20.52km/L)

かじ取り装置

フロントフォーク

  • 自分で取り付けたUSB電源のヒューズボックスが干渉することを確認
    (なんということでしょう。いままできづきませんでした。。はんどるを目いっぱいきるだなんてこと、いつもはしないからなぁ…)
  • その他引っ掛かり、ケーブル等の干渉等問題なし
  • がたなし

制動装置

  • 基本的なところは2023/06月下旬に清掃・確認済(こちらから別記事)なので、今回は適当点検

ブレーキペダル及びブレーキレバー

  • 遊び、効き具合等の問題なし

ホース及びパイプ

  • 損傷、液漏れ等の問題なし

リザーバタンク

  • 液量の問題なし

ブレーキディスク及びパッド

  • ブレーキパッド: F2.0mm, R5.0mm以上
    (フロントのみノギスで計測、リアは分解せずに外から目測)
  • 前回測定との比較により、約430kmごとに0.1mm減ると推定
    429.5km/0.1mm = {(7,529km – 5,811km) ÷ (2.4mm – 2.0mm)}
  • 仮にFパッド残量1.0mmまで使い潰すとなれば、およそ 4,295km 走行可能と推定
    (純正ブレーキパッドの摩耗限界溝は1.0mmだったはず。溝の深さを計測するのは忘れてた)
  • ということは、走行距離11,824km (=7,529+4,295)あたりでパッド交換かなと。。
  • ブレーキディスク: F5.5mm, R5.5mm
    (標準値: 5.3 – 5.5mm)

走行装置

タイヤの状態

  • 空気圧: 225kPa
    (標準値: 前後輪とも 225kPa)
  • タイヤ溝: (最も浅い箇所で) F2.5mm, R4.5mm
  • この調子だと来年後半から再来年前半のどこかで、フロントタイヤは交換かな?

ホイールナット及びホイールボルトの緩み

  • 特に問題なし

フロントホイールベアリングのがた

  • がたなし
  • 空転も問題なし
    (ブレーキパッドの引きずり等問題なし)

リアホイールベアリングのがた

  • がたなし
  • 空転も問題なし
    (ブレーキパッドの引きずり等問題なし)

動力伝達装置

クラッチ

  • レバーの遊び : 20mm
    (標準値: 10 – 20mm)
  • 作用等の問題なし

チェーン及びスプロケット

  • チェーンの緩み: 20mm
    (標準値: 15 – 25mm)
  • プレートやローラーにクラック、ピンの回転等の問題がないことを確認
  • (補足) チェーン調整は納車後(お店にお願いした1か月点検も含め)1度も実施していません
  • ドライブスプロケット及びドリブンスプロケットの取付状態及び摩耗等の問題なし
  • 上図だとドリブンスプロケットの方が摩耗しているように見えますが、納車後400km走行時点で撮っていた写真と比較した結果、大して変化していないことを確認

ドライブスプロケット点検時の私的備忘録

  • ギヤシフトスピンドルにある(点みたいな)窪みは、ギヤシフトアームにある窪みに合わせる

電気装置

点火装置

以下、タンクをリフトせずに確認できる2本についてのみ点検を実施した結果であることに留意

レブル1100は2気筒ですがツインプラグなので、プラグは4本です

  • 2本ともにプラグの燻りあり (同程度)
    (カーボンの汚れのみで液体系の付着はなし)
  • 0.8mm のシックネスゲージが入ることと、1.0mm のシックネスゲージが入らないことを確認
    (プラグギャップ標準値: 0.8 – 0.9mm)
    (中心電極にシックネスゲージが直に触れないよう配慮したため大雑把点検)
  • 中心電極は、根元は汚れているものの側方電極側は汚れ等なし
  • 側方電極の汚れ等なし
  • インシュレータの損傷なし
  • (補足) メーカー推奨交換時期は 40,000km ごと
  • (補足) 点火プラグの状態及び点火時期に関しては、そもそも点検不要だったりするので、あくまで好奇心でみています

バッテリ

  • 接続状態等に問題なし
  • 電源投入時: 12.1V (点検時充電不足)
  • スターター稼働時: 11.2V(但し、スターターの稼働時間が長くなるほど電圧は下がる)
  • エンジン始動まで: 5秒以内
    (エンジンが暖まっていれば、ほぼ即時始動)
  • (参考) 完全充電: 12.8V / 充電不足: 12.3V未満
  • 充電時: 13.7V程度 (アイドリング時), 14.1V程度 (アイドリング時を除く)
  • (参考) 測定バッテリー電圧 < 測定充電電圧(※5,000rpm時) < 15.5V

後日談

  • その後の長距離走行で充電できたことを確認
  • 電源投入時: 12.5V 前後
  • 充電時: 14.1V 前後

原動機

本体

  • アイドリング時の回転がスムーズに続くことを確認
  • アイドリング回転数: 1,400rpm 前後
    (標準値: 1,250 ± 100 rpm)
    (簡易診断機に繋いだ時に生データ見るのを忘れたので大雑把です)
  • 加速時、スロットル・グリップに引っ掛かりがない、エンスト、ノッキングなどを起こすことなくスムーズに回転することを走行して確認
  • 排気ガスの色が白煙及び黒煙でないかを目視にて確認
  • 排出濃度に関しては未確認
    (テスターを購入する気はないので、自己点検する限り排出濃度は未来永劫未確認ですね…)

潤滑装置

  • 2023/09月上旬にオイル交換済なので適当点検
  • オイル量、漏れ等問題なし

燃料装置

  • フューエルタンクをリフトしての点検は未実施
    (フューエルホースの劣化、損傷、燃料漏れ等の点検未実施)

冷却装置

  • 水量、漏れ等の問題なし
  • ラジエータのフィン清掃を実施、曲がり等のないことを確認

その他

ブローバイガス還元装置

BEFORE & AFTER

  • 清掃を実施
  • (補足) 半年前にも清掃していますので、半年弱でこれぐらい溜まりましたということで。。

エキゾーストパイプ及びマフラ

  • 取付の緩み及び損傷等の問題なし

フレーム

  • フレームなどに損傷のないことを目視で確認
  • 締付が正常であるかどうか一部未確認
    (分解せずに確認できる部分のみ確認)

シャシ各部の給油脂状態

  • ブレーキレバー、クラッチレバーの取付部などの給油脂を実施

その他

  • 簡易診断機に繋いでDTCが無いことを確認

点検記録簿

  • スパークプラグは興味本位で見ただけなので、点検記録簿上はPで問題ありません
    (P … 自動車点検基準の規定により行わないことができる項目について、点検を省略した)
  • 燃料装置の点検はスパークプラグの点検とは異なり、点検しなければならない項目ですが、それをしなかったので空白にしてあります
    (同様に、CO濃度も計測しなければなりませんが計測していないので、空白にしてあります)
  • ブリーザードレーンの清掃は、Honda指定点検整備の項目であって法定ではありません
    (だから記録簿に記載する場所が無い)