ミンマス(Minmus)着陸編
実をいうとミンマスはムンよりはるかに低重力なため、ムンに着陸するより低いΔVで行って帰れる。
つまり、ムン往還船を作れるなら、それをそのまま流用できる。
が。
ミンマスへ行くのは、
カービンからムンに着陸して、そのままミンマスにも行って帰れるほどの大型船を開発できるようになってからが望ましい
理由は簡単で、ミンマスに行ってしまうと旅客輸送の契約内容にミンマスも含まれてしまうからだ(旅客によってはムンにもミンマスにも行きたいと贅沢な希望をぬかす者が現れる)。
別に2回に分けてロケットを打ち上げれば良いのだが、どうせなら一度の打ち上げでどっちにも行きたいじゃん?(笑)
楽だし(本音)
結果、32名もの旅客輸送をやるとなると、何とロケットの製造費用が前回のムン往還船の倍額となる(汗)
上図記載のΔVは5529m/sしかなく、前回(6960m/s)より大幅に下がっているように見えるが、これは今回「プードル」エンジンを最上段に持ってきたため。
プードルは地上での推力は恐ろしく悪いが、宇宙空間では最高の燃費を誇るのだ。
上図のとおり、ムンに行ってミンマスに行こうというときでさえまだ2000m/s以上のΔVが残っている!
多少操作を間違ったぐらいでは全く問題のないオーバースペックロケットである()
あと、ふと思ったのだが、Mechjebが強化されてる?(未検証)
ミンマスに行くには軌道傾斜角を合わせないといけない(math planes with target)はずなのだが、いきなりホフマン遷移(bi-impulsive (Hohmann) transfer to target)で行けちゃった。
くどいようだが、建造費がかなり跳ね上がるので、費用対効果という点ではムンだけに行けば良かったときと異なり悪くなる。
ムンのときだけだった頃に比べれば、多少旅客単価は上昇するため、単純に費用対効果が半減するというわけではない(半減よりはかなりマシなレベル)。
なのでオススメとしては、サイエンスポイントを「研究開発外部委託」で稼ぐ必要が無くなるメドが立ってからが良い。
そうすれば、研究開発外部委託に回していた資金が残ることになるので、そうなればかなりオイシイ契約であることに変わりはない。
で、そのメドというのが、ミンマス(現地)で調査研究してしまう手口。
ミンマスの調査研究
ミンマスへの旅客輸送ができるようになったら、ミンマスでの調査研究事業にも乗り出す。
ムンよりもミンマスで研究した方がサイエンスポイントが稼げるから、ムンで研究していたチームはカービン(母星)に帰還させておく。
あらかじめ通信衛星(中継衛星)を3基、ミンマス周回軌道に投入する。
投入する軌道は本当に適当なのだが、とりあえず軌道傾斜角とか高度を上図のように適当に変えている。
ちゃんと計算して投入すれば24時間常時死角無しで通信状態におけるんだろうが、別にそこまでシビアにしないとならないロケット運用はしないので…。
キャリアロケットはムン(前回)のものと同じ。
移動研究室を装備した着陸船もムンのときと同様。
ただ、ムンのときよりも技術解放が進んでいるため、研究機器などが増加している。
旗とか立てちゃったりする(笑)